京王電鉄は5月30日、京王線(笹塚駅~仙川駅間)連続立体交差事業において高架化する7駅(代田橋駅、明大前駅、下高井戸駅、桜上水駅、上北沢駅、芦花公園駅、千歳烏山駅)の外観デザインを決定したと発表しました。

【参考】京王電鉄、京王線 笹塚~仙川 高架化の用地取得と高架基礎杭工へ

外観デザインの策定にあたっては、沿線住民からも広く意見を募り、「新しく生まれ変わる駅が街の玄関口として地域の皆さまに親しまれ、長く愛される駅となるよう」計画したとのことです。

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以下、各駅の外観デザインイメージとデザインのポイントについて。(※いずれも京王電鉄のリリースから)

(1)代田橋駅
レンガ調や透明感のある素材を組み合わせることで、近隣の歴史的な建築物や玉川上水の流れを感じさせるデザインとしました。

(2)明大前駅
透明感のある素材をリズミカルに組み合わせることで、街の賑やかさと移り変わりが間近に感じられるデザインとしました。

(3)下高井戸駅
温かな色彩の大庇を街へ向けて広げることで、賑わいのある商店街との繋がりを表現したデザインとしました。

(4)桜上水駅
木質調等自然と調和する質感や柔らかな配色により、静かな住宅街と共存するデザインとしました。

(5)上北沢駅
落ち着いた色合いと透明感のある素材を組み合わせることにより、地元のシンボルである桜並木が映えるデザインとしました。

(6)芦花公園駅
木質調の縦格子を連ねることで書架を表現し、文学にゆかりのある街を感じさせるデザインとしました。

(7)千歳烏山駅
温かみのある配色と開放感のある粗目の格子により街との一体感を演出し、賑わいのある街に溶け込むデザインとしました。