営業所には発行機、車内にはIC車載機を設置する イメージ画像:JR西日本

JR西日本とJR西日本テクシアは8月28日、地域鉄道やバスなどの地域交通でも利用できる簡易なIC車載器の開発に取り組んでいると発表しました。

両社は2019年3月、境線へ車載型IC改札機を導入しています。今回の開発にはその技術を応用し、地域交通事業者がシステム投資や運用による負担を軽減してICを導入できるようなスキームを構築していくとのこと。

特徴として、各地域交通事業者の定期券サービス、1日乗車券サービスといった独自のサービスが提供可能です。他にも、JR西日本と地域交通事業者の定期券を1枚のICOCAにまとめたり、地域交通事業者での利用に応じてICOCAポイントがたまるといった連携サービスの提供も可能になります。

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サービス開始時期は2021(令和3)年春ごろを予定しています。

鉄道チャンネル編集部