Osaka Metroは9月5日、消費税率引き上げ以降も地下鉄の初乗り運賃を180円に据置きすると発表しました。

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10月1日(火)の消費税率改定にあわせ、各鉄軌道事業者は令和元年7月初旬に旅客運賃等の上限変更認可申請を行っており、昨日9月5日(木)付けで国交省より認可が下りました。

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消費税率改定分を適正に運賃に転嫁した場合、運賃改定率はおよそ1.852%となりますが、Osaka Metroの改定率は1.564%にとどまっています。運賃の一部を据え置くことによる影響額はおよそ18億円にのぼりますが、Osaka Metroはこれを営業努力により吸収するとしています。

10月1日(火)以降も現行運賃と変わらない区間は、定期券以外の乗客の約94%が利用する1区から3区まで。普通旅客運賃(大人)1区(3km以下、180円)、2区(7km以下、230円)、3区(13km以下、280円)。

その他、大阪シティバスの普通旅客運賃も大人210円均一、小児110円均一。同シティバスの通学定期旅客運賃(大人1か月)も5,160円のまま。Osaka Metro・大阪シティバス共通の1日乗車券(エンジョイエコカード)も大人800円(土日祝600円)、小児300円のまま据え置きとなります。

鉄道チャンネル編集部