ジェイアール東日本企画とLINE、ビーコン活用し山手線車両内広告と連携
LINEとジェイアール東日本企画は、LINEとその関連サービスを対象とした運用型広告配信プラットフォーム「LINE Ads Platform」で、LINEと電車内広告を連携する実証実験を始める。実施期間は11月~2020年3月。
この実証実験では、山手線の車両内に設置した LINE Beacon を活用し、中づり広告や窓上チャンネルなどに表示される動画広告と、乗客の LINE とを連携させる。
LINE Beacon を利用中の乗客の LINE 上に、近くにある車内広告に関連したキャンペーン情報やクーポンを配信。
また、LINEリサーチの調査メニューを組み合わせることで各施策を効果測定。マーケティングに役立てられる。
さらに、実証期間内に機能拡張し、2020年1月以降、LINE Beacon バナーからLINE公式アカウントの友だち追加を促すほか、ユーザーを外部のWebページに遷移させて商品購入や来店予約なども可能にさせる。
LINE公式アカウントや LINE Ads Platform とともに活用することで、電車内でのバナー通知の開封有無をもとに、興味を持ったユーザーに対する降車後の LINE を通じた継続的な情報配信にも対応させる。
利用の流れは、まず利用端末で Bluetooth をオン。乗車した車両内で LINE Beacon のバナー通知を表示。LINE 設定で LINE Beacon をオン。両方の設定をONにし、バナーの表示と情報の受け取りができる。
鉄道チャンネル編集部