日立、アラブ首長国連邦エティハドレール信号システムを受注_列車のワイヤレス接続を実現

2019.10.27

日立製作所の鉄道システム事業グループ会社、日立レールSTS社は、エティハドレールプロジェクト ステージ2むけ信号システム一式を約16億UAEディルハム(約473億円)で受注した。

エティハドレールプロジェクト ステージ2 は、アラブ首長国連邦の鉄道路線 開発 運営を担うEtihad Rail(エティハドレール社)が開発を指揮するプロジェクト。

エティハドレールプロジェクトは、UAEの主要地域と近隣のGCC諸国を結ぶ約1200kmの計画。今回、日立レールSTS社が信号システムを提供するステージ2は、UAEの東に位置する Fujairah(フジャイラ)とサウジアラビア王国との西側の国境を結ぶ、全長約605kmの貨物路線。

この路線が実現すると、UAEの年間700万トンの貨物輸送能力が年間5000万トン以上に増強される。

今回の受注で、日立レールSTS社は、最先端の欧州統一列車制御システム ETCS(European Train Control System)レベル2に対応した信号システムや通信システム、給電システムを提供する。

ETCSに対応したシステムで、列車は路線沿いの機器とワイヤレスで接続され、列車の運転手はリアルタイムでどのように列車を運行すべきかを把握でき、従来型の信号機が不要に。

同システムのネットワークで、通信システムと、Faya(ファヤ)とMirfa(ミルファ)の最新のコントロールセンターを連携させることで、最大限の安全性と効率性の実現を24時間体制でサポート。

また、コントロールセンターは常時列車の位置を特定でき、走行速度を制御し、必要に応じて列車を停止できる。

日立レールSTS社はこのほか、2016年から運行を開始しているUAEのShah(シャー)、Habshan(ハブシャン)とRuwais(ルワイス)港の264kmを結ぶ同プロジェクトのステージ1むけにも、信号システムを提供した。

イメージ写真 記事:鉄道チャンネル編集部


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