札幌市と札幌市交通事業振興公社は、2020年度から軌道事業を上下分離する。路面電車の維持・活性化する軌道運送高度化事業の一環。この上下分離への変更について国土交通省が認定した。

上下分離の「上」は、軌道運送事業者の札幌市交通事業振興公社。軌道施設・車両の維持管理、輸送を担い、軌道整備事業者の札幌市交通局に施設使用料を払う。

「下」は、軌道整備事業者の札幌市交通局。軌道施設や車両を札幌市交通事業振興公社に貸し付け、軌道施設・車両の保有、軌道用地の保有、施設・車両の更新などを担う。

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今後は、こうした上下分離制度導入のほか、単車タイプ低床車両(LRV)9両などを導入していく。

写真 記事:鉄道チャンネル編集部