北陸新幹線 新大阪駅は大深度地下 2面4線の可能性、鉄道・運輸機構イメージ
鉄道・運輸機構(鉄道建設・運輸施設整備支援機構)は、北陸新幹線 敦賀~新大阪 環境影響評価方法書で新大阪駅のイメージを公表。
北陸新幹線 新大阪駅は、高度に市街地化がすすむエリアに設置することから、現在の新大阪駅の地下につくる2面4線の地下駅で計画。東海道・山陽新幹線や在来線、地下鉄御堂筋線、タクシー・観光バスとの乗り継ぎを考慮したかたち。
大阪府内は、トンネル構造とし、大阪市とその周辺の都市トンネルは、可能な限り道路等公共用地の下の活用を考慮。必要に応じて「大深度地下の公共的使用に関する特別措置法」(平成12年法律第87号)の活用も検討していく。
主要な河川である淀川は、トンネルでできる限り短い距離で通過する。また上町断層や生駒断層帯は、できる限り短い距離で通過する。
北陸新幹線 敦賀~新大阪(約140km)は、敦賀駅を起点とし、新大阪駅を終点とする事業。
駅は、敦賀駅、新大阪駅のほか、小浜市(東小浜)附近、京都駅、京田辺市(松井山手)附近に設置する計画。
福井県内に2か所、京都府内に2か所、大阪府内に1か所、車両基地が1か所できる予定。
最高設計速度は260km/h、最小曲線半径は基本4,000m、最急勾配は基本15‰に。
鉄道チャンネル編集部