お茶の水橋アスファルト5センチ下から出現、戦中に消えた都電 錦町線 の線路跡
戦前の都電 錦町線の線路は、平成までのアスファルト5センチほどの厚さの下で眠ってた。5センチ下に、明治・大正の線路があった。 pic.twitter.com/I73GpwNjBo
— 鉄道チャンネル (@TetsudoChannel) January 28, 2020
東京・御茶ノ水。中央線グリーン車2両増結ぶんのホーム延伸工事や駅舎大規模改良工事が見下ろせる お茶の水橋 に、戦中に消えた都電の線路跡が出現した。
お茶の水橋 の大規模改良工事のために、厚さ5センチほどのアスファルトのはがしたら、この石畳の軌道が出てきた。
太平洋戦争が翌年に終戦をむかえるという、1944(昭和19)年に休止した東京電気鉄道 錦町線の線路。
線路は、外堀通り順天堂大学側から、駿河台下へとむかう明大通りへと延びている。
出現した部分はそのT字路付近で、順天堂大学を背にしてややカーブがみえて、そのさき駿河台下へむけてまっすぐに線路が敷かれているのがわかる。
もともと、このT字路お茶の水交差点には、ごくいちぶ、横断歩道付近に線路が露出していた。
きのう1月28日、都内2件の仕事の帰りに寄ってみたら、大勢のファンが戦中の都電線路にカメラをむける姿があった。
写真 文:鉄道チャンネル