本日の中の人的注目記事はこれ。国内鉄道で初めてVISAタッチ決済による列車乗降ができるようになりますよ、というニュース。京都丹後鉄道といえば過去にMaaS関係の取材で伺いましたが(これとかこれとかこれとか)、バス会社のWILLERがKTRの事業を引き継いで運営を行っているためか、他の鉄道事業者とはちょっと毛色が違うな、というイメージです。

接続駅である豊岡駅や福知山駅では2021年春からICOCAが導入されるようで、もしかしたら京都丹後鉄道でも連動して交通系ICカードを利用した決済システムが採用される未来もあったのかな、と想像してしまいますが、利用者数を考えると導入コストの重さのわりにメリットが薄いようにも思えます。山万ユーカリが丘線でも感じたことですが、紙のきっぷでやってきたからこそためらいなく先進的なシステムを導入できるというのは、ローカル線なりの戦い方なのではないかと。