【日報】四国新幹線実現へ向けて――香川経済同友会の提言【20210212】

2021年2月12日の鉄道界隈ビッグニュースは阪急・阪神のダイヤ改正。どちらも終電を盛り込んだものですが、阪急は神戸線・宝塚線・京都線でダイヤ改正を行う一方、阪神は本線のみの変更に。
新幹線関係では東海道新幹線が3月の臨時列車を全て運休、山陽新幹線も同様です。北陸新幹線や在来線特急でも臨時列車の取りやめの動きがあり、移動の際は必ず最新の運休情報をご確認ください。余談ですが、新幹線と言えば今日は「シンカリオン」新作の放送日が決定するというニュースもあり……と書いている途中に大きなネタが。
四国新幹線開業に向けて、香川経済同友会が知事に提言を提出しました。四国新幹線自体は昔から計画自体ありこそすれ、進展の気配もないまま今に至ります。香川経済同友会はそうした現状を見据えながらも、将来的な開業に向けて「四国新幹線開業を見据えたまちづくり議論」の起爆剤とするため、「四国新幹線(新)高松駅イメージ図」を作成。設置場所として「高松駅」「栗林駅」「伏石駅」「高松空港」付近の4通りの構想案を示しました。
四国新幹線については、鉄道チャンネルでも過去に何度か記事を掲載しています。妥当性の検討に入るにしてもまず「四国新幹線がなぜ望まれているのか」「なぜいまだに建設されていないのか」を知らなければ議論も進みません。香川経済同友会の提言にも四国新幹線整備の概要については記載されていますが、以下の2記事もぜひ併せてご一読ください。