※2016年9月撮影

トップ画像は、JR北海道新函館北斗駅。2016年(平成28年)9月に初めて北海道新幹線に乗って北海道に来ました。

大人の休日倶楽部パス北海道「北海道新幹線開業記念」です。これがスゴくお得な格安チケット。

まぁ、年をとると良いコトも、あるのです。(笑)

トコロが、パスを購入して9月3日出発予約の段階で、既に東京~新函館北斗が満席。「立ち席特急券」と言うモノがあることを知りました。

東京6:32発「はやぶさ1号」は、確かに混んでました。結果的に大宮駅から盛岡駅まで2時間13分をデッキで過ごしました。

まぁ、青春18きっぷで各駅停車の前面展望を10時間くらい立ちっぱなしで眺めていたコトに比べれば、ど、ってコトありません。(笑)

10:58に新函館北斗に到着。この駅が渡島大野駅だった頃の風景を思い出しました。

※2016年9月撮影

2016年8月、立て続けに台風が上陸した北海道は、新函館北斗~函館間は鉄道が運行されていましたが、新函館北斗=長万部間は不通。この時点で、当初予定していた増毛駅には到達不可能と分かって宿泊予約をキャンセル。深川にビジネスホテルを確保しました。

超満員の函館ライナーで12:49に函館駅に到着。

※2016年9月撮影

構内のJR北海道789系電車(たぶん元スーパー白鳥)と、手前にソックリのJR北海道キハ261系気動車(2015年以降の増備車両)が駐まっていました。しかし電車と気動車という違いはありますが、カラーリング以外はほとんど同じ。(笑)

※2016年9月撮影

この日のメインは、函館市電、路面電車を撮影することでした。全線に乗車します。

※2016年9月撮影

1時間程函館市電を撮影して、休憩で入った喫茶店で、作業をしようとしてiPadを新函館北斗の駅前のベンチに忘れて来たコトに気付きました。

鉄道の不通で増毛の宿をキャンセルしたり深川のビジネスホテルを探したりしていた時に、知人から電話があって、バタバタして置いてきてしまった様です。

喫茶店のおばちゃんに荷物を預けて新函館北斗に戻ります。

新函館北斗の鉄道警察でiPadを見つけて手続き。函館の喫茶店に戻って無事に作業をしました。

函館16:55発の臨時特急北斗、N183系後期型気動車は満員で乗れません。

※2016年9月撮影 現存しません

N183系後期型気動車は、既に廃車されています。

乗り切れなかった乗客のために、17:04発の臨時特急が増発されました。グリーン車以外は全席自由。坐って札幌に向かいました。キハ281系気動車。

※2016年9月撮影 現存しません

21時過ぎに札幌着。22時発の「スーパーカムイ43号」で深川駅に23:05着。ビジネスホテルにチェックイン。この日は、4時半起床だったので風呂に入って爆睡。

翌9/4は、留萌本線で増毛往復。深川駅に戻って「スーパーカムイ14号」で札幌。大人の休日倶楽部パスは、優等列車の自由席が乗り放題なので超便利。

初めて札幌駅構内の「北海道そば蕎麦紀行」に入ることができました。営業時間が10時からなので今まで入れなかったのです。

※2016年9月撮影

「幕別産」の蕎麦が食べられます。おろしそば大もり820円をオーダーしました。

※2016年9月撮影

もちろん、超美味しいです。入場券を買って食べに来る方には、入場券分が値引きされます。

※2016年9月撮影

店内には、蕎麦の産地が明示されています。

※2016年9月撮影

残念なことに「北海道そば蕎麦紀行」は、2025年(令和7年)2月いっぱいで営業終了になりました。もう一度行きたかった・・・。

ところで、北海道に来て、まだ1両もキハ40を撮影していません。

美味しい蕎麦を食べて、札幌11:20発の「エアポート112号」で千歳駅に11:49着。

※2016年9月撮影

ようやく1両目のキハ40 1767です。あぶない、あぶない、2014年7月に、キハ40 1776とキハ40 1768に乗っています。

※2016年9月撮影 現役で稼働しています

1979年(昭和54年)製造のキハ40 139が1992年(平成4年)ワンマン化されてキハ40 767に改番。さらに2009年(平成21年)延命改造(機関・変速機の強化換装・他)を施されてキハ40 1767になりました。現在も稼働しています。

この車両で2019年(平成31年)廃止された石勝線夕張支線夕張駅に向かいました。

※2016年9月撮影 現役で稼働しています

16:23夕張駅に到着。16:31発の折返し千歳行になります。

※2016年9月撮影 現役で稼働しています

17:43に追分駅で降りて岩見沢駅に向かいます。

追分駅ホームに優駿浪漫カラーのキハ40 356がいました。

2014年3月に東室蘭から苫小牧まで乗った車両でした。

※2016年9月撮影 現存しません

夕張に向かう様です。

※2016年9月撮影 現存しません

今回は、同じ優駿浪漫カラーのキハ40 357が岩見沢行。

※2016年9月撮影 現存しません

この車両に乗って2014年(平成26年)3月に苫小牧駅から日高本線様似駅を往復しています。

※2016年9月撮影 現存しません

岩見沢駅に18:52着。大人の休日倶楽部パスなので特急「スーパーカムイ35号」に乗り換えて滝川に19:52着。この日は、留萌本線、石勝線、夕張支線など乗り倒して少々草臥れました。

翌日の予定は、バスで新十津川駅に行って札沼線に乗り、旭川から遠軽に向かいます。

しかし、まだ1両しかキハ40が登場していません。どうなることやら・・・。

(文・写真) 住田至朗

※過去の写真はライター住田がプライベートで旅をした時のスナップ写真です。

※『JR路線大全 北陸・信越本線』(天夢人/2023)『国鉄の基礎知識』(創元社/2011)『停留場変遷大事典』(JTB/1998)『JR全駅・全車両基地』(週間朝日百科/60巻)『北海道 駅名の起源』(日本国有鉄道北海道総局/1973年)他を参照しています。

※鉄道、駅などは鉄道会社、利用者の皆様のおかげで撮影させていただいています。ありがとうございました。