『東急電鉄とファン大研究読本~進化し続ける銀色電車~』(カンゼン)の発売を記念し、著者である女子鉄アナウンサー 久野知美さんの記者会見が5日、都内の書泉グランデで行われました。

東急グループは9月2日に100周年を迎えたばかり。本書の内容は、そんな東急電鉄をお馴染みの二人が深堀りするものとなっています。車両基地や保線区、相鉄・東急直通線の今しか入れない工事現場へ潜入したり、東横線渋谷駅の発車メロディを制作した向谷実さんにインタビューしてみたり……。

著者の久野さんは本書の魅力について、「100周年イヤーということもあり、東急さんがやりたいことを全てかなえてくれました」「足で稼いだ情報がこの作品の一番の売り」とPR。同社の「技術の東急」らしさはしっかりとフォローしつつ、東急線により親しみが持てるような魅力的な企画が揃っています。

様々な企画の中でも「しぶそば」体験企画は特に思い出に残ったそう。久野さんと南田さんのかき揚げ対決の顛末も掲載されています。なお、トレインビューで有名な(?)「しぶそば池上店」にはお二人の色紙も置かれているそうです
2023年3月に開業する相鉄・東急直通線の工事現場にも潜入した久野さん。開業したら新線区間ではかぶりつきをしたいと語ります。「アンダーピニング(※工法)で作られたトンネルだ、みたいなのを楽しみたいですね」