山陽新幹線・山陽線 岡山駅と、山陰線 米子・松江・出雲市を結ぶ中国地方縦断特急―――やくも。

この特急やくも にことし2024年、新型車両273系(画像下:JR西日本)がデビューするということで、出雲大社、松江城、玉造温泉、宍道湖と、パワーをもらえるスポットがいろいろある島根の最新トレンドをチェックしていこう。

その前に、特急やくも381系の旅でウルッとする場面を

その前に、現役の国鉄形車両381系の、ウルっとくる車内案内を、あらためて体感したい。

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いまこそ、国鉄がつくった自然振り子車両 381系の“特急時間”を―――。

そこで宍道湖の美しい車窓といっしょに聴き逃がしちゃいけないのが、車内アナウンス。

米子の手前で右車窓に映る名峰 大山、島根県の県庁所在地で水の都 松江市、そして島根県の花なる湖 宍道湖と、国鉄時代と変わらないトーンで車窓さんが肉声で教えてくれる。

この時間が、ほんとうに最高! 「あぁ、列車で島根にやってきた」と思う瞬間。

「列車はしばらく宍道湖に沿って走ります。どうぞゆっくり景色をお楽しみください」

―――そして、島根県に着地したら、チェックしたい最新トレンドが、これ↓↓↓

松江しんじ湖温泉 なにわ一水 の極上水辺時間

松江しんじ湖温泉 なにわ一水 は、宍道湖のほとりに立ち、すべての客室から宍道湖を展望できるくつろぎの湯宿。

とくに近年リニューアルした露天風呂または展望風呂付客室が人気。

水と雲が描く美しい夕景がデザインテーマの客室と、保湿効果で潤いが持続するお湯に浸って肌をしっとりなめらかに。

浜田から山あいの秘境 有福温泉 ぬしや へ

松江から西へ、特急スーパーまつかぜ・おき で1時間40分。広島から高速バスで2時間20分。山陽新幹線 新山口からスーパーおき で2時間10分。

島根県 浜田市へ。その浜田駅から路線バスで40分、山あい深い秘境―――有福温泉へ。

有福温泉 ぬしや は、創業250年の歴史ある“山陰を五感で感じる宿”。

有福温泉は透きとおるような美しい白肌をつくる「美人の湯」として有名で、角質や皮脂の汚れを落とし肌をなめらかに整えてくれるから、ここも訪れたい。

大田の大あなご、出雲そばも、マスト!

松江駅から西へ特急で50分、大田市のあなごは全国トップクラスの漁獲量を誇り、江戸前と比べて大ぶり・肉厚で、ぷりぷりした歯ごたえが特徴。

からだを温める効果もあり、冬でも脂がのっていて、肌を健康に保ち免疫力向上の効果のあるビタミンA 、若返りの栄養素と呼ばれるビタミンE を多く含んでいるから、これも要チェック。

もちろん、定番 出雲そばも。「割子」や「釜揚げ」という独特の食べ方が魅力で、そばは麺類では唯一の体を温める食べ物で、日本三大そばのひとつ。

島根県には北斎がある! 島根県立美術館「北斎コレクション」

実は、島根県には北斎がいる!

島根県立美術館「北斎コレクション」では、北斎の世界にどっぷりはまれる名作が―――。

◆POINT-1 コレクション総数2,500点!

北斎の作品だけで1,600点以上、弟子の作品や関連資料を加えると、その総数は2,500点!

ひとつの美術館等の北斎コレクションとしては、国内外でも有数の規模というから、これもチェック。

◆POINT-2 代表作・現存唯一の貴重作も

《冨嶽三十六景》や『北斎漫画』など北斎を代表する作品はもちろん、世界で1点しか確認されていない貴重な作品や資料の宝庫!

◆POINT-3 県外不出のコレクション

コレクションの大半は島根県出身の北斎研究者永田生慈氏から寄贈された「永田コレクション」がすごい!

なにがすごいって、寄贈条件が「展示は島根県のみ」。つまり島根県でしか見ることのできない“県外不出”のコレクションなのだ。

日本酒発祥の地、島根の地酒も体感せずに帰れない!

実は島根県は、日本酒発祥の地って知ってた?

1872(明治2)年創業の旭日酒造は、150年を超える歴史を持つ酒蔵もそんなストーリーを物語る生き証人。

十旭日はコクのあるしっかりとした味わいと、後切れの良い喉越しが特長。出雲大社御神酒の八千矛もある。

また、明治15年創業の李白酒造は、水と緑の自然豊かな島根県松江の城下町にある酒造。世界で愛される芳醇でまろやかな一杯が特徴。

―――そのほか、島根の蔵元を詳しく紹介している「島根県酒造組合 蔵元紹介」もチェックして、冬の“あったかくておいしい島根時間”を、いまこそ体感してみて↓↓↓

◆しまね観光ナビ 
https://www.kankou-shimane.com/

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