宇都宮ライトレールは2024年4月1日にダイヤ改正を実施します。

主なポイントは3つ。

1つ目は「宇都宮駅東口から芳賀・高根沢工業団地間の所要時間短縮」です。これまでは各駅停車で「約48分」かかっていたところ、今後は土日・祝日を除き「約44分」で結びます。

ADVERTISEMENT

所要時間短縮が実現した理由について、同社は「キャッシュレス乗車の浸透などによる運賃収受の円滑化」「交通管理者の調整」を挙げています。

2つ目は「増便や運行区間の見直し」。通勤・通学需要に対応し、ピーク時間帯の混雑緩和・利便性向上を図ります。

現行では「宇都宮駅東口発(下り)」は始発~8:30までの運転本数は18本でしたが、改正後は20本に増便。

帰宅時間帯の「芳賀・高根沢工業団地発 駅東口着(上り)」も増便し、18時台・19時台は現行より1本ずつ増え、20時台は2本増発して4本運転します。

そして3つ目が「下り快速運行の実施」です。快速運行の可能性については以前から繰り返し発表されてきましたが、ついに今年4月のダイヤ改正で実現することになります。

下り快速が運行されるのは最混雑時間帯(6時台後半~7時台)。途中停車駅は「宇都宮大学陽東キャンパス」、「平石」、「清陵高校前」以東の停留場となります。所要時間は「約42分」です。

【関連リンク】