※2025年6月撮影

トップ画像は、万世橋の下流側。

万世橋の上から下流を眺めています。JR東日本の特急列車が通過しています。特急「ひたち」の様に見えます。神田川は、この先で隅田川に流れ込みます。

※2025年6月撮影

神田川は、井の頭公園の池から隅田川まで流れています。井の頭公園の池、搔い掘りの際に筆者は、天然ウナギが捕獲されていたのを見たことがあります。ウナギは、この川を遡上したのでしょうか。

橋の上には、外国人旅行者を乗せてきたツアーバスが何台も停車していました。

※2025年6月撮影

右岸に公衆トイレ。その脇に千代田区の歴史案内パネルがあります。

※2025年6月撮影

これがそのパネル。「万世橋」の案内です。

※2025年6月撮影

内容を写します。

「現在の万世橋と昌平橋(しょうへいばし)の間に江戸城の見附の一つである筋違門(すじかいもん)がありました。1872年(明治5年)に門が撤去されその石材を用いて架けられたのが萬代橋(よろずよばし 萬世橋)です。石造アーチの形状は眼鏡橋と通称され、東京の名所として錦絵などにも描かれました。

1903年(明治36年)、現在の位置に新たに万世橋が架橋された後、石造の萬世橋は1906年(明治39年)に撤去されました。現在の橋は関東大震災後の1930年(昭和5年)に架けられました。甲武鉄道(後の中央線)のターミナル駅として万世橋駅が1912年(明治45年)に開業すると、橋の周辺は交通の要衝として大変な賑わいを見せました。」

パネルをアップで撮影。右に開業時の万世橋駅の石版画。日露戦争の軍神広瀬中佐と杉野の像があります。

※2025年6月撮影

余談ですが、昭和4年(1929年)生まれの母は、筆者が子供頃から「杉野は いずこ~ 杉野は 居ずや~」と文部省・尋常小学校唱歌「広瀬中佐」を歌っていました。きっと母が小学生時代に散々歌ったのだと思います。オリジナルは聴いた事がありませんが、筆者はすっかりこの歌を覚えてしまいました。母は、96歳で健在です。流石に「広瀬中佐」の歌は歌っていませんが。

秋葉原駅の方に戻ります。

※2025年6月撮影

ようやくつくばエクスプレスに乗ります。浅草まで4分と書かれています。

※2025年6月撮影

つくばエクスプレス秋葉原駅改札口。利用者さんが少ないのは、そのタイミングを待って撮影したからです。

※2025年6月撮影

右にきっぷの自動販売機があります。新御徒町駅までの乗車券170円を購入。

※2025年6月撮影

こちらが来し方。

※2025年6月撮影

では改札口から駅にはいります。

※2025年6月撮影

ホームに下りて駅名標。駅番号は、TX01。

※2025年6月撮影

普通守谷行に乗ります。

※2025年6月撮影

次回は、新御徒町駅ホームからスタートします。

(写真・文/住田至朗)

※駅構内などはつくばエクスプレス(首都圏新都市鉄道株式会社)の許可をいただいて撮影しています。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。

※参照資料

首都圏新都市鉄道株式会社 会社要覧2024

るるぶ情報板関東31 つくばエクスプレス JTBパブリシング 2025年5月1日

つくばエクスプレス沿線アルバム 生田誠 山田亮 アルファベータブックス 2023年8月5日

つくばスタイル No.12 枻出版 2011年4月10日

つくばエクスプレス 最強のまちづくり 塚本一也 創英社 2014年10月23日 他