
北陸新幹線・軽井沢駅から徒歩約10分の好立地に、全棟に温泉が付いた一棟貸しのヴィラ41棟が誕生します。軽井沢駅前に広がる「プリンスグランドリゾート軽井沢」が、総事業費約290億円をかけてコテージをヴィラに建て替える大規模リニューアルを行い、新ホテル名を「ヴィラプリンス軽井沢」に。第1弾の「ヴィラプリンス軽井沢 東の杜(ひがしのもり)」は2027年7月30日(金)に開業します。
プリツカー賞建築家・坂茂氏が設計、デザイナー・原研哉氏がブランドデザインを担当。全41棟すべてに坪庭を望むかけ流し温泉と暖炉が備わり、愛犬と過ごせるプライベートドッグラン付き「ドッグヴィラ(22棟)」や、ゲレンデ直結の「スノーヴィラ(10棟)」などが揃います。
一般宿泊予約は2026年11月9日(月)12時より(会員向けの先行予約は10月30日から)開始され、原則2泊以上で受付になります。この記事では、東の杜の客室タイプと広さ、愛犬用ブッフェを備えた新レストラン「二樹」、2028年以降の拡張計画まで詳しく紹介します。
「ヴィラプリンス軽井沢 東の杜」全41棟に坪庭を望むかけ流し温泉
東の杜は、スキーゲレンデに近いなだらかな地形を生かして、棟と棟の間隔をゆったり取った配置にします。
全41棟を増改築・新築し、すべてのヴィラに坪庭が見えるかけ流しの温泉と暖炉が付きます。チェックインは基本的にヴィラの中で行い、一部のヴィラには自家用車で直接乗り入れられます。
客室は3タイプです。「ドッグヴィラ」は22棟で、プライベートドッグランと足洗い場が付きます。
「フォレストヴィラ」は9棟で、プライベートガーデンが付きます。この2タイプには定員4名(88.72㎡)、6名(96.46㎡)、8名(127.20㎡)の3つの広さがあります。
「スノーヴィラ」は10棟で、ゲレンデへ直接出入りできるスキーイン/アウトのヴィラです。定員はいずれも4名で、86.53㎡の3棟と、サウナとブロアバスが付く114.54㎡の7棟があります。スノーヴィラは愛犬と一緒には泊まれません。

東の杜(全41棟)の客室タイプ【概要】
・東の杜 ドッグヴィラ:22棟(4名12棟・6名7棟・8名3棟)、温泉・暖炉・プライベートドッグラン・足洗い場
・東の杜 フォレストヴィラ:9棟(4名3棟・6名3棟・8名3棟)、温泉・暖炉・プライベートガーデン
・東の杜 スノーヴィラ:10棟(4名・86.53㎡が3棟、4名・114.54㎡でサウナとブロアバス付きが7棟)、温泉・暖炉・スキーイン/アウト
愛犬と泊まれるドッグヴィラは22棟!レストラン「二樹」には愛犬用のブッフェも
東の杜で力を入れているのが、愛犬と過ごす旅です。ドッグヴィラの庭はプライベートドッグランになっていて、開放的な庭で遊ぶ愛犬を近くで見ながら過ごせます。

敷地内にはアジリティ(障害物)付きの広い屋外ドッグランとドッグ専用の屋外プールを整え、雨の日に使える屋内ドッグランや、ドッグケアハウスも設けます。愛犬用のバスタブやバギー、自転車用のペットトレーラー(有料)も借りられます。
新しく建てる「杜のテラス」は、レセプション棟とアクティビティ棟の2棟からなります。レセプション棟の1階には、愛犬と一緒に食事ができるレストラン「二樹(にじゅ)」が入り、店内には愛犬用のブッフェボードも用意します。朝食はハーフブッフェ、ランチはア・ラ・カルト、ディナーは前菜のハーフブッフェとメインを選ぶプリフィックスです。

レストラン「二樹」の概要
営業時間:6:30~21:00(ラストオーダー20:30)
席数:68席(室内48席・うち個室1室8席、テラス席20席)
場所:杜のテラス レセプション棟1階
予約制の4名用プライベートサウナ、軽井沢駅前で荷物の預かりと送迎も
アクティビティ棟には、4名用のプライベートサウナ2室(予約制)とフィットネスがあり、スキーやレンタサイクルの受付、ロッカールームもここに集めます。レセプション棟には宿泊者専用の「杜のラウンジ」ができ、滞在中は軽食やスイーツ、ドリンクを楽しめます。

新幹線・列車で訪れる人にうれしいのが、軽井沢駅前の「ゲストサービスセンター スマイルコンシェルジュ」のサービスです。ホテルまでの送迎や荷物の預かり・配送を受けられ、軽井沢駅やエリア内の各ホテル、ゴルフ場、軽井沢 千ヶ滝温泉などへの無料送迎もあります。軽井沢プリンスホテル イーストとウエストの温泉にも入れます。
【概要】ヴィラプリンス軽井沢 東の杜
開業予定日:2027年7月30日(金)
客室:全41棟(うちドッグヴィラ22棟)
施設:フロント、レストラン、ラウンジ、サウナ、フィットネス、スキーレンタル、ロッカー、ドッグケアハウス、屋内外ドッグランなど
所在地:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1016-75
アクセス:北陸新幹線 軽井沢駅から徒歩約10分、上信越自動車道 碓氷軽井沢ICから車で約19分(平常時)
予約・問い合わせ:0267-42-1111(ヴィラプリンス軽井沢 東の杜 予約係)
一般予約は11/9の12時から(会員先行は10/30)開始!
「ヴィラプリンス軽井沢 東の杜」の一般向けの予約は、2026年11月9日(月)12時に始まります。公式サイトによると、予約は2泊からの受け付けです。
西武プリンスホテルズ&リゾーツの会員プログラム「Seibu Prince Global Rewards」の会員は、会員ランクに応じて先に予約できます。ダイヤモンドメンバーは10月30日(金)、プラチナメンバーは11月2日(月)、ゴールドメンバーは11月5日(木)、いずれも12時からです。
宿泊料金は、記事執筆時点では公式サイトに載っていません。夏休みの軽井沢やスキーシーズンの週末は混み合うことが考えられるので、日程が決まっているなら予約開始日を手帳に書き込んでおくのが安心です。
プリンス軽井沢駅前4ホテルが「3ブランド・4ホテル」に!ヴィラは4エリアで展開
プリンスグランドリゾート軽井沢は、軽井沢駅前の広い敷地にホテル、ゴルフ場、スキー場、ショッピングプラザなどが集まるリゾートです。運営は西武・プリンスホテルズワールドワイドです。

今回のリニューアルでは、軽井沢プリンスホテルのイーストとウエストのコテージをヴィラに建て替え、西武プリンスホテルズ&リゾーツの新しいヴィラブランド「VILLA PRINCE(ヴィラ プリンス)」の第1号ホテルにします。ヴィラプリンス軽井沢は4つのエリアで構成されます。
イーストエリアのヴィラが第1弾の「東の杜」になり、2027年7月30日(金)に開業します。同じ日に、2014年7月に開業した「ザ・プリンス ヴィラ軽井沢」(20棟)は「ヴィラプリンス軽井沢 中の径(なかのみち)」へ名前を変えます。

ウエストエリアのコテージは「西の峯(にしのみね)」と「天の庭(あまのにわ)」になり、2028年春以降に順次開業する予定です。西の峯は最大8名まで泊まれるヴィラで、3世代の家族旅行も想定しています。天の庭は最大259㎡の広さで、専属のバトラーサービスが付きます。
リニューアルが終わると、プリンスグランドリゾート軽井沢は現在の「2ブランド・4ホテル」から「3ブランド・4ホテル」になります。軽井沢プリンスホテル(イースト・ウエスト)、軽井沢 浅間プリンスホテル、ザ・プリンス 軽井沢の3ホテルは今の名前のまま営業を続けます。

ヴィラプリンス軽井沢の4エリア 開業時期
東の杜:2027年7月30日(金)開業予定(イーストエリアのヴィラ、全41棟)
中の径:2027年7月30日(金)に「ザ・プリンス ヴィラ軽井沢」から名称変更(全20棟)
西の峯:2028年春以降に順次開業予定(ウエストエリアのヴィラ、最大8名)
天の庭:2028年春以降に順次開業予定(ウエストエリアのヴィラ、最大259㎡)
設計は坂茂氏・ブランドは原研哉氏、西武が100年かけて育てた軽井沢
ヴィラプリンス軽井沢 東の杜の設計を担当する坂茂(ばん しげる)氏は、紙管を使った建築などで知られ、2014年にプリツカー建築賞を受賞した建築家です。東の杜では今ある樹木を残し、既存のコテージも生かしながら、地形に合わせて建物を配置します。
ブランドのロゴやホテル名は、無印良品のアートディレクターなどを務める原研哉(はら けんや)氏が手がけました。東の杜、中の径、西の峯、天の庭という4つの名前も、この取り組みから生まれています。

西武グループは軽井沢で事業を始めてから100年余りになり、プリンスグランドリゾート軽井沢は2005年以降もホテルの全面改装や温泉棟の新設を重ねてきました。今回のヴィラ化は、総事業費約290億円をかけてその歩みを次の段階へ進めるものです。
北陸新幹線で軽井沢駅に降り立ち、歩いて10分の森のヴィラで温泉と暖炉を楽しむ。2027年の夏休みや冬のスキー旅行の候補に、愛犬と一緒の軽井沢滞在を加えてみてはいかがでしょうか。
(画像:西武・プリンスホテルズワールドワイド)
鉄道チャンネル編集部
(旅とおでかけ!鉄道チャンネル)