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表参道駅に初の “駅直結ホテル”14階建てのホテル・商業複合ビルが2032年度開業予定! 駅の反対側・北青山では38階タワーと森づくりが進行中

表参道交差点付近の空撮
東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線の表参道駅がある表参道交差点付近(写真:northsan / PIXTA)

東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線の3路線が交差する「表参道駅」に、改札から雨に濡れずにアクセスできる駅直結のホテル・商業複合ビルが誕生します。
東京メトロとサンケイビルが、表参道交差点至近の青山通り沿いで共同開発を進めており、地下2階〜地上2階の4フロアに商業店舗、地上3階〜14階の12フロアにホテルが入居する地上14階・地下3階建てのビルを計画しています。2026年10月には鹿島建設が工事を受注したと報じられ、2032年度の完成を目指して動き出しました。駅から雨にぬれずに入れるホテルは、表参道で買い物や食事を楽しむ人や、東京観光の拠点を探す人にとっては気になる存在です。
計画の全貌や駅直結による観光・滞在のメリット、近くで進む地上38階建ての別の事業「北青山三丁目地区」再開発まで含め、ご紹介します。

商業施設とホテルが入居し、表参道駅と地下でつながる新複合施設!

東京メトロとサンケイビルは2026年4月28日(火)、表参道駅に直結する商業店舗・ホテルなどからなる複合施設の開発に着手したと発表しました。
計画地は、表参道交差点のすぐ近くで、青山通りに面した渋谷寄りの場所です。建物は地上14階建てで、地下2階から地上2階までの4フロアに商業店舗が入り、地上3階から14階までの12フロアがホテルになります。表参道駅とは直接つながる予定です。

表参道駅直結の複合施設の完成イメージ
地上14階建ての複合施設の完成イメージ。地下2階〜地上2階が商業店舗、3〜14階がホテル。※計画は変更になる場合があります(画像:東京メトロ、サンケイビル)

ホテルは、表参道・青山エリアの洗練された雰囲気にふさわしい、ラグジュアリーで高規格なホテルが入る予定でとされ、建物内にはプールなどのウェルネス施設も設置される計画となっています。
参道駅直結という一等地を活かした商業施設には、、アパレルや最先端のトレンド・カルチャーを発信する上質なショップや飲食店が入る予定とのことです。
両社では、表参道エリアの新しいランドマークとして、街の魅力向上につなげたいとしています。

表参道駅直結の複合施設の建物断面イメージ
建物断面イメージ。地上3〜14階がホテル、地下2階〜地上2階が商業店舗、地下3階が機械室・駐車場(画像:東京メトロ、サンケイビル)

【概要】表参道駅直結の複合施設(東京メトロ・サンケイビル)
事業者:東京地下鉄(東京メトロ)、サンケイビル
場所:表参道交差点至近、青山通り沿い(東京都港区)
用途:地下2階~地上2階が商業店舗、地上3階~14階がホテル
駅との接続:表参道駅(東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線)と接続予定
所在地:東京都港区北青山3-6-16ほか(地番)
敷地面積:約2,000㎡
延床面積:約12,800㎡
階数:地上14階・地下3階
新築着工:2027年度(予定)
竣工目標:2032年度
発表日:2026年4月28日

表参道駅直結の複合施設の検討区域図
検討区域図。赤枠が開発計画地で、表参道駅の出入口に近い青山通り沿いにある(国土地理院の地理院地図を使用・加工)(画像:東京メトロ、サンケイビル)

工事は鹿島が264億円で受注・工期は72か月と報道

東京メトロは2026年10月21日、「北青山三丁目共同ビル開発事業地下解体及び新築工事」の施工者を鹿島に決めました。契約金額は264億5,000万円(税抜き)と伝えられています。
既存建物の一部を解体したうえで、延床面積約1万2,800㎡、地下3階・地上14階の複合ビルを新築するとしています。地下3階には駐車場と機械室が入り、工期は72か月、設計は久米設計とのことです。

駅の外苑前寄りでは、「北青山三丁目地区」再開発が進行中

表参道駅の周辺では、もう1つの大型再開発が進んでいます。都市再生機構(UR)が施行する「北青山三丁目地区第一種市街地再開発事業」で、2026年6月1日に新築工事が始まりました。名前には同じ「北青山三丁目」が入りますが、東京メトロとサンケイビルの複合ビルとは別の事業で、駅を挟んだ逆側、表参道駅と外苑前駅の間の青山通り沿いで進められています。

北青山三丁目地区第一種市街地再開発事業のイメージ図
今回の複合ビルとは別に、表参道駅と外苑前駅の間で進む「北青山三丁目地区第一種市街地再開発事業」のイメージ図(画像:東京建物、東急不動産)

こちらは、都営住宅の建替えで生まれた跡地と青山通り(国道246号)沿いの民間敷地を一体化しての再開発事業です。
地上38階・高さ約180mの超高層ビルには、青山地域最大級のフロア面積(1フロア約2,800〜3,100平方メートル)を誇るオフィスのほか、緑豊かな景色を一望できるスモールラグジュアリーホテル、商業店舗、文化交流拠点などが整備されます。

北青山三丁目地区の超高層ビルの完成イメージ
北青山三丁目地区の地上38階建てビルの完成イメージ。表参道駅・外苑前駅から徒歩4分の場所に建つ(画像:東京建物、東急不動産)

こちらの再開発では、2019年・2020年の竣工済みの先行地区と合わせて、約1ヘクタールに及ぶという広大な「樹林帯」「森」が整備されます。こちらの方の完成は、2030年の予定です。

【参考記事】 (表参道・外苑前)都会の真ん中に1haの「森」が出現、青山最大級の超高層ビル!東京建物・東急不・URらが仕掛ける地上38階の巨大複合施設 https://tetsudo-ch.com/13030550.html

「表参道駅」は銀座線・千代田線・半蔵門線の3路線、渋谷や大手町へ乗り換えなし

表参道駅には、東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線の3路線が乗り入れています。銀座線と半蔵門線は同じホームで乗り換えられる配置です。渋谷駅まではひと駅です。

東京都「表参道駅」周辺の風景
東京都「表参道駅」周辺の風景(写真:PIXTA)

銀座線なら銀座や上野・浅草、千代田線なら大手町や明治神宮前〈原宿〉、半蔵門線なら大手町や押上〈スカイツリー前〉へ乗り換えなしで行けます。駅直結のホテルができれば、雨の日でも駅からぬれずにチェックインでき、東京観光の拠点としても使いやすくなりそうです。

2030年に超高層ビルと森が、2032年度に駅直結のホテルができると、表参道駅から外苑前駅にかけての青山通りの景色は大きく変わりそうです。表参道に行く機会があれば、街歩きのついでに、青山通り沿いで進む2つの再開発の工事現場を眺めてみてはいかがでしょうか。
(画像:PIXTA、東京メトロ、サンケイビル、東京建物、東急不動産)

鉄道チャンネル編集部
(旅とおでかけ!鉄道チャンネル)

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