【駅名 10】読み難いけれど 美しい 駅名

2017.06.04

日本語って美しいです

漢字には一文字ずつ意味があります。その意味と音の関係で詩の言葉の様な印象を駅名から受けることがあります。

美袋 撫養 風合瀬

JR西日本伯備線の美袋(みなぎ)は駅所在地の地名ですが、何とも美しい読み(音)の駅名です。1925年(大正14年)、伯備線が開通した時に建てられた古い木造駅舎は国の登録有形文化財です。


※画像はウィキペディアより

JR四国鳴門線の撫養(むや)駅。撫で養う、不思議な語感。

ところでこの駅の駅名の変遷が複雑。1916年(大正5年)に阿波電気軌道の「撫養」駅として開業しましたが1928年(昭和3年)現在の「鳴門」駅まで延伸され「現・鳴門」駅が「撫養」駅と称したために「ゑびす前」駅に改称されます。さらに1933年(昭和8年)に国鉄の駅となって「蛭子前」駅と漢字表記に変わり、1948年(昭和23年)現在の「鳴門」駅が「撫養」駅から「鳴門」駅に改称したために最初の「撫養」駅に戻ったのです。駅名標を撮影したのは冬の早朝でまだ暗いのです。

JR東日本五能線の風合瀬(かそせ)は難読ですが、風を合わせる瀬という美しい日本語。これを「かそせ」と読むのが詩を感じさせます。

風合瀬出身の友人がいますが、本当に静かで何も無いところだそうです。この小さな駅、一度下車してゆっくり散歩などしたいのですが、駅周辺には全く商店も無い様です。冬は風避けも無くて無理なので夏に行ってみたいですね。

(写真・記事/住田至朗)


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