東京メトロ銀座線 上野広小路駅、都営大江戸線 上野御徒町駅、JR京浜東北線 御徒町駅と、3つの線路が交差するエリアに、新たなランドマーク「上野フロンティアタワー」が誕生。その竣工式が10月17日、現地で行われた。商業施設などの全面開業は11月4日。

現場は、上野広小路駅に直結する松坂屋上野店南館跡地。建物は地下2階、地上23階、塔屋1階。地下1階に大丸松坂屋百貨店、地上1階から6階までにパルコ、地上7階から10階までにTOHOシネマズ、地上12階から22階までにオフィスが入る複合商業施設。設計は三菱地所設計、施工は竹中工務店、事業主は大丸松坂屋百貨店。

「下町情緒が残る上野御徒町エリアは、今後さらに新たな文化やライフスタイルが創造されていく。そこで上野御徒町エリアの新たな窓口(シンボル)として、地域とともに新しい下町文化の創造と再活性化をリードする存在となることを目指し、上野フロンティアタワー・松坂屋上野店本館・大丸松坂屋百貨店が所有する周辺店舗などを総称し、『シタマチ.フロント』と名付けて発信していく」とJ.フロントリテイリンググループ。

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J.フロントリテイリング取締役兼代表執行役山本良一社長は、きょうの竣工式で「上野フロンティアタワーの完成が、これからの上野エリア開発の起爆剤となれることを願う」とコメントした。