【norijiの鉄視点 013】巨大本屋の前のペット売りを見て中国の若者について考える

2018.05.23

旅3日目の朝は、深センにある大きな本屋さん「深圳书城 南山城」に行ってきました。

同じ深センにある「中心城」の方が世界最大の書店で、池袋のジュンク堂の6倍もあるそうです。

南山城はそれには及びませんが、十分大きかったです!

本屋の前にはペットを売るおじさまの姿がありました。

こんなに動物の入ったカゴを、飛脚スタイルでたくさん運んでる人を見たことなかったのでちょっとビックリ。

やっぱり需要があるから売っているのかなとぼんやり考えつつ、本屋の中に入ります。

中に入ると、建物内には飲食店や商店もたくさん入っており、一日中この中だけで過ごせる程充実しています。

その中のジュースバー、「享甜」で一息。

ちなみにもともと台湾に拠点があるお店らしいです。

ネットで話題の「緑茶とヤクルトミックス」もありますが、タピオカとかトッピングが入ったものが飲みたい気分。

具が多ければ多いほどお得な気分になれる私は貧乏性なのでしょうか……?(笑)

というわけで私が頼んだのは「3Q奶茶」。

なんと、プリンとタピオカとココナッツ入りの欲張りミルクティーです。

中国では「Q」という文字に、食感のいいものとか、小さくてつぶつぶしたものといったニュアンスを持っているイメージがあるはずだと、先輩は言っていました。

充電器も無料wifiも完備でしたが、やはりスマホ決済が主流だからということですよね。

さて、飲み物を持って本の山を物色しに行きます。

スピーチ力向上の本が多く、大きめのコーナーが設けられていたのがかったのが印象的でした。

生き抜くために必要な力。

「星の王子さま」などの中国語版もあり。

私の中国語学習のモチベーションもあがりました!

子ども向けフロアには、教育用タブレットのコーナーもありました。

塾や体験型教室もいくつか並んでおり、ここは陶芸を学べるスペース。

子どもたちの学ぶ姿を微笑ましく見守ったところで、次の目的地に向かうため、地下鉄の駅に向かうこととします。

后海駅の周囲もかなり発展していて、携帯電話ショップ、飲食店、アパレル等が立ち並び、大型ショッピングセンターや映画館もありました。

10年前の北京旅行の時に持った中国のイメージが、どんどん塗り替えられていきます。

次回は、深セン地下鉄に初乗車したレポをお送りいたします!

日本に帰ってきてから、冒頭のペットおじさまが気になり、中国のペット事情について少し調べてみました。

近年、中国では北京や深センなどの都市部を中心に「空巣青年」と呼ばれる若者が急増しているとのこと。

進学や就職のために家族の元を離れて都会に出てきて、周囲との関わりもあまりない80〜90年代生まれの若者たちを指します。

そんな「空巣青年」たちが、寂しさを埋めるために心のよりどころを求めてペットを飼うことも増加傾向にあるようです。

やっぱり需要があったんだと納得したと同時に、これだけ情報技術が発達しても埋められない寂しさを抱える若者に想いを馳せ、おセンチな気分になった筆者でした。

(え?おセンチって死語なんですか???)
 
 
 
――――それではいつもの「旅にこの1曲」のコーナー!
Guilherme Arantes『S.O.S.』
ブラジルを代表するポップ系シンガーソングライターの一人、2014年にも来日したギリェルミ・アランチスの曲。
「この巨大な都市の中で失われた友情を探している」「孤独な者が黙ろうと声をあげようと、しょせん全て同じことさ」
人は生まれた時からずっと孤独なんだけれど、そんな人たちに向けて俺は歌うんだ、という内容です。
今回の記事の内容とリンクしている気がしたので、紹介してみました。
ちなみに同曲が収録されているアルバム「Coração Paulista」のジャケットには電車の写真が用いられています!

noriji

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