鉄道のセキュリティ向上策の実施可能性を検討している国土交通省は、調査受託者の綜合警備保障とともに、3月4~7日、東京メトロ霞ケ関駅日比谷公園方面改札で、危険物の旅客スクリーニングに関する実証実験を行う。

実験方法は、特定の改札機で、模擬危険物を所持したエキストラをランダムに通過させ、ボディスキャナで服の下に隠し持った物の有無を検査する。

エキストラは、特定の改札機をランダムに通過するため、ボディスキャナによるスクリーニングは、当該改札機を通過する全旅客が対象に。

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検査への協力は任意。他の改札機から検査を受けずに通過することができる。手荷物検査は実施しない。

使用装置は、テラヘルツ波パッシブ型ボディスキャナ、検証・記録用カメラほか。

実施者は、調査受託者の綜合警備保障、協力会社はキヤノンマーケティングジャパン、コーンズテクノロジー、JVCケンウッド・公共産業システム、東京地下鉄。