日高本線の駅19【50代から始めた鉄道趣味】その71

2019.08.21

※2014年3月撮影

トップ画像は2014年3月の様似駅に停まる日高本線塗装のキハ40 357。日高本線色のキハ40は、北海道の道南エリアで目にします。

国道336号線から100mほど北上すると正面に様似駅。駅舎正面です。西様似駅から2.9km。

2014年3月のレンズが汚れてる写真。駅舎はほとんど何も変わっていないことが分かります。

※2014年3月撮影

JR北海道バスに簡易委託されている窓口。係員さんがいました。一応断ってからホームに出ました。

ホーム、終点方向を見ています。元は王子製紙の関連会社苫小牧軽便鉄道と日高拓殖鉄道が敷いた軌間763mmの軽便鉄道を改正鉄道敷設法別表の予定線として国有化し、1067mmに改軌、様似駅まで延長した路線でした。計画では、この先、襟裳岬を回って広尾を経て帯広まで結ばれることになっていました。帯広駅〜広尾駅間は1932年(昭和7年)に広尾線として開業しましたが、1987年(昭和62年)に廃止されてため、様似駅〜広尾駅間も幻の計画線で終わってしまいました。

アポイ岳は雲の中で姿は見えません。

同じポジションで2014年3月の写真。トップ画像の反対側の写真です。

※2014年3月撮影

ホームから苫小牧方面、疑似木製風駅名標と駅舎が入ってます。

駅名標。1937年(昭和12年)開業。1982年(昭和57年)までは貨物扱いをしていました。2000年キヨスク廃止。駅そばもあった様ですが残念ながら食べたことはありません。

※2014年3月撮影

苫小牧方面のアップ。左の尖塔というか変わった建物は様似町立図書館、右の小さなドームが並ぶ緑の屋根は様似町立あすなろ幼稚園。なかなか公共サービスが充実していますね。

ホーム側の駅舎出入口。読み難いですが上部の木に「さまに」と書かれています。

駅前に襟裳岬、広尾方面へのJRバスの乗り場があります。ちょうどバスが停車中。

終端部のクルマ止めから駅を見ています。2015年の高波後、1ヶ月間だけ様似駅〜静内駅で運転された列車はどこにいったのでしょうか?

以上、日高本線の休止区間、大狩部駅〜様似駅をレンタカーでまわってみました。時間が足りず厚賀駅〜鵜川駅間は宿題になってしまいました。

意外なのは、日高本線で駅周辺人口が一番少ないのが、今回行けなかった浜田浦駅なんです。ちなみに現在も運行されている区間の駅です。浜田浦駅を中心にした500m(直径1km)に10世帯17人しか住んでいないのです。航空写真で見ても駅の周囲に人家は少ないのが分かります。

実はレンタカーで鉄道駅を撮影するというのは只見線に次いでの試みでした。日高本線の場合は出発点の苫小牧から大狩部駅までが71.1kmあって、そこが撮影スタートでした。往復150km近くが最初から純粋な移動として含まれているのが、今回の撮影に時間がかかった理由です。というか二日間必要だと気付くべきでしたね。

しかし、ふだん列車で巡っていると個々の駅をゆっくり眺める暇が無いので、今回の駅巡りはとても充実した時間でした。クセになりそうです。というかなっていて、次は札沼線の駅を巡ります。

(写真・記事/住田至朗)


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