JR貨物は、台風19号による不通区間をう回させるルートとともに、トラック・船舶による代行輸送を行う。

トラックによる代行輸送は、宇都宮貨物ターミナル~仙台貨物ターミナル(1日最大114個)。

船舶による代行輸送は、東京貨物ターミナル~釧路貨物(30個)。東京港~釧路港の間を船舶で輸送する。

ADVERTISEMENT

東北線の不通区間は、日本海縦貫線経由のう回輸送を継続。う回輸送は隅田川~札幌貨物ターミナル(20両編成1日1往復)、名古屋貨物ターミナル~札幌貨物ターミナル(20両編成1日1往復)。

10月18日時点の不通区間は、下記のとおり。

・中央線 四方津~梁川間、高尾~相模湖間(10月末頃運転再開見込み)

・東北線 新白河~郡山貨物ターミナル間(運転再開まで2週間程度の見込み)

・東北線 郡山貨物ターミナル~岩沼間(運転再開まで1週間程度の見込み)

・武蔵野線 梶ヶ谷貨物ターミナル~府中本町間(10/21中の運転再開見込み)

JR貨物は、武蔵野線復旧後、東海道線方面と東北・上越線方面を結ぶ列車の運転を再開させる。

また東海・関東・東北を通過・発着する貨物列車は、10月11~17日の間にコンテナ列車512本、車扱列車28本が運休した。

地図:JR貨物
写真 記事:鉄道チャンネル編集部