「書籍・雑誌」タグアーカイブ
- コラム2016.10.05
【鉄の本棚 08】「思索の源泉としての鉄道」原武史著/講談社現代新書/2014年10月刊行講談社のPR誌・月刊『本』に1996年以来20年間、原武史さんが連載している「鉄道ひとつばなし」を本にしたもの。 筆者はコラムで時々、原武史氏の名前を出すことが…
- コラム2016.08.30
【鉄の本棚 07】「鉄道という文化」小島英俊著/角川選書/2010年1月発行三岐鉄道西桑名駅 小島英俊著『鉄道という文化』(角川選書/2010年1月発行)を読んだ。少し前に出版された書物だが、内容は鉄道誕生から1970年代初頭くらいまで…
- コラム2016.07.19
【鉄の本棚 06】『鉄道地図 残念な歴史』所澤秀樹著 ちくま文庫/2012年1月発行 その3歴史が「仮に・・・だったら」という想像には意味などない。 しかし、1964年(昭和39年)初めて300億円の単年度赤字が計上された時に国が国鉄に対して何らかの援…
- コラム2016.07.13
【鉄の本棚 05】『鉄道地図 残念な歴史』所澤秀樹著 ちくま文庫/2012年1月発行 その21919年(大正8年)「私設鉄道法」に換わる「地方鉄道法」が公布され「私設鉄道法」「軽便鉄道法」は廃止された。 大正末期から昭和初期にかけて多くの私鉄が開業した…
- コラム2016.07.12
【鉄の本棚 04】『鉄道地図 残念な歴史』所澤秀樹著 ちくま文庫/2012年1月発行 その1所澤秀樹氏の『鉄道地図 残念な歴史』(ちくま文庫/2012年1月発行)を読んだ。実はこの本は日本鉄道史を概略的に捉えるのに素晴らしい参考書である。以下、レジュメ…
- コラム2016.07.01
【鉄の本棚 03】『北の保線 線路を守れ、氷点下40度のしばれに挑む』太田幸夫著/交通新聞社新書/2011年8月発行数年前、3月の北海道を青春18きっぷで旅していた時に驚いた。北海道でも有数の人口希薄地帯を走る石北本線に乗っていた時のことだ。 06:16に上川をでる普通列車に…
- コラム2016.05.27
【鉄の本棚 02】『鉄道ひとり旅入門』今尾恵介著 ちくまプリマー新書/2011年6月発行良い季節になりました。のんびりと気ままな旅をしてみたいな、と考えている貴方に。オススメしたい本があります。 『鉄道ひとり旅入門』今尾恵介著 ちくまプリマー新書 …
- コラム2016.05.06
【鉄の本棚 01】『鉄道技術者白井昭 パノラマカーから大井川鐵道SL保存へ』高瀬文人著/平凡社/2012年 大井川鐵道「長距離鈍行列車ツアー」(番外編)11時間の 大井川鐵道「長距離鈍行列車ツアー」に完乗した。 大井川鐵道は実に不思議な鉄道会社だ。鉄道という巨大な装置産業を担い地元住民に大切な交通手段を提供しな…