京都の石庭がなぜ東京駅に出現 !? じっくりむきあう最高の季節、いまこそ新幹線で行かなきゃ! 冬の京都を体感しに……

2020.02.01

東京駅 八重洲中央コンコースに、京都の寺院にある石庭が出現―――。

これ、1月29日~2月15日の期間限定で設置された石庭「龍虎の庭」。

なぜいま京都を想わせる石庭が東京駅に!? しかもこの石庭で座禅や作庭もやっちゃってるし。

な、な、なにこれ!?

この期間限定の京都 石庭は、臨済宗 霊源院 住職 雲林院 宗碩と、その霊源院の庭園改修を手がける中根庭園研究所の中根行宏・直紀 兄弟のコラボで誕生した石庭。

白砂は本物、岩は精巧な擬石で表現され、特定の日には作庭や坐禅も無料で体験できる! ↑↑↑の画像のようにね。

もうピンとくるよね。これ、「そうだ 京都、行こう。」って想わせる、JR東海の空間演出。

今回のテーマは、冬の京都。その魅力と「行きたい!」「新幹線で行こうよ」って想わせるCMが、これ↓↓↓

京都の冬、2020年版は「石庭」がテーマ

これ、20年以上続く「そうだ 京都、行こう。」シリーズの最新版CM。

ことしの「冬の京都」のテーマは、石庭。その一環で、この東京駅に「京都の石庭」が出現したってわけ。

1月31日には、この石庭を手がけた霊源院 住職 雲林院 宗碩と、その霊源院の庭園改修を手がける中根庭園研究所 中根行宏・直紀 兄弟、JR東海 営業本部 観光開発グループ 今泉博敬氏が登壇。

「JR東海『そうだ 京都、行こう。』は、ことしで26年目。CMでは、大徳寺の枯山水の美しさを映像で再現した。SNSやWEBでも展開するのでチェックしてほしい」とJR東海 今泉氏。

「石庭『龍虎の庭』を設置したのは、この冬の京都の美しさを伝える想いで。実は、京都の石庭は冬が最もいい季節。紅葉や桜の間にある凛とした石庭の世界。凛とした空間で石庭とむかいあう。自然のにおい、寺院に響く音を感じられるのが、京都の冬の醍醐味」

「ぜひこの冬に、京都の石庭の魅力に触れてほしい。禅の世界を体感できる旅行プランをバラエティ豊かにそろえているから、JR東海ツアーズ公式サイトなどもチェックしてほしい。また、『京都は宿が取れない』といわれた時期もあるが、京都駅前を中心に多くのホテルがたち、宿不足も解消している。ぜひこの冬は、京都へ」(JR東海 今泉氏)

そして、この石庭を手がけた霊源院 住職 雲林院 宗碩と、その霊源院の庭園改修を手がける中根庭園研究所 中根行宏・直紀 兄弟が、この石庭にかける想いや、これまでの経緯を語ってくれた。これがまた、じーんとくる↓↓↓

観る角度で石の数が違う、その数を並べると……!?

「石庭のなかでも枯山水という様式は、石と庭だけで景色をつくる世界。もともと座禅をする場所は、山水と呼ばれる山奥の地だった。彼らはみんな自然のなかで座禅した。それが全国に禅が広まり、やがて禅寺ができる。その流れのなかで庭ができていく」

「そんな流れでできた庭に、『自然』をつくるようになる。禅の厳しさを教える修行の場所として、中国を由来とする水墨画などをインスパイアして、石庭が生まれた。いわば、奇跡の造形芸術ともいえる」(中根庭園研究所)

そしてこの東京駅 八重洲中央コンコースに出現した京都の石庭「龍虎の庭」には、こんな仕掛けも……。

「旅をテーマに取り入れて、『虎の子渡し』をイメージ。砂紋は河。小さい岩が母。大きい岩は父。みんなを旅先へお送りするように表現。また、岩は観る位置で数が変わる。正面からは7つ。横からみると5つ、3つに見える。これで『七五三』。いろいろな角度から感じてみて」(中根庭園研究所)

そんな京都の石庭、内側からみる寺の住職はどう思っているか――。住職の話にもじーんとくる↓↓↓

ほんとうの自分を探す…これが寺の仕事

じゃあ、人はなぜ禅に行くか、なぜ京都をめざすか。そのヒントを霊源院 住職 雲林院 宗碩がこう教えてくれる。

「禅と石庭の関係は、まず修行というキーワードがある。修行という場は、山奥の山水から、街に下りてきた。いまは、山奥にいるような空間で自分を探しに行ける」

「もうひとつ、京都の寺はむかしホテルという役目があった。戦国時代の軍勢は寺に止まる。自分の菩提寺に泊まると安全だという意識があった。織田信長は、本能寺を宿として泊まっていた」

「寺が夜に大名たちを接待するとき、まず庭を観てもらう。美しい庭を観てもらって、禅を説法で伝える。その説法に心を打たれた大名たち、いわゆる権力者たちは、民を救う心をもつ」

「禅寺はただひとつ。ほんとうの自分を探す。これが寺の仕事。人には家族を大事にしたい、苦しい人を救いたいという思いがある。それに気づいてもらうために、禅がある」(霊源院 住職 雲林院 宗碩)

そして住職は、「京都の寺院をめぐるときは、外国人観光客のように、石庭とじっくり時間をかけてむきあってみて。日本人はぱぱぱっと観て次の場所へ移ってしまう」とも。

ってことで、東京駅に出現した石庭「龍虎の庭」でプレ体験してもらって、いざ京都へ―――と、そういう仕掛けなわけ。

で、この東京駅の石庭「龍虎の庭」でも、作庭や坐禅が無料で体験できちゃう↓↓↓

「龍虎の庭」で2月15日まで、作庭や坐禅が体験できる!

東京駅 八重洲中央コンコースに出現した京都の石庭「龍虎の庭」は、なんと作庭や坐禅が無料で体験できるプログラムもある!

作庭は約30分。坐禅は約60分。2月15日までの土曜・日曜を中心に、指定の時間に実施中。詳しくは「そうだ 京都、行こう。」京都 石庭めぐり公式サイト(https://souda-kyoto.jp/travel/sekitei/index.html)をチェック!

また、霊源院では、2月10日~3月8日の1か月間、建仁寺霊源院でその庭づくりを特別公開。庭には中根庭園研究所 中根行宏 中根直紀 兄弟が実際に石を組むシーンを間近に観ることができる!

「庭をみる機会はあるけど、実際に庭をつくる作業はあまり観ることができない。石組みをみんなで体験すれば、石庭鑑賞を超えた感動があると思う」(中根庭園研究所)

―――冬の京都、こんな魅力があったのか。東京駅の石庭で、「そうだ 京都、行こう。」って感じたら、すぐ旅立とう。新幹線でね。

写真 文:鉄道チャンネル


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