日本車輌製造と東急車輛製造がおもに1992年から1999年にかけて製造した、京王電鉄8000系。

京王線初のVVVFインバータ制御搭載車8000系は、8両編成と10両編成があり、8両編成がモータつき中間電動車2両ユニット(M1+M2)と、モータなし(T)中間車2両、モータなし先頭制御車をつなげ、T+M1+M2+T+T+M1+M2+Tという8両編成を組む。

こうした組成の8000系2本が2021年度内に、新型VVVFインバータ制御装置に更新する。

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この新型VVVFインバータ制御は、従来型VVVFインバータ制御に比べ、消費電力が最大43%削減できる。

また同じく8000系8両編成2本に、車内防犯カメラ、車いす・ベビーカースペースを新設する。8000系は従来、新宿方先頭車から2両目の新宿方に同様のスペースを設置している。

さらに、2000年から2009年にかけて日本車輌製造と東急車輛製造でつくられた9000系のうち、10編成2本に、8000系などと同様の前照灯LED化工事を実施する。

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