LRT バス 自転車 クルマ がひとつの平面でつながる乗り換え施設が新しい_宇都宮ライトレール建設現場を歩く
2023年開業をめざして工事がすすむ宇都宮ライトレール(芳賀・宇都宮LRT)14.6km。
新規で建設する次世代型路面電車システムとしては国内初の路線とそのまわりには、新しい交通結節点機能もインストールされる。
宇都宮ライトレールは、その中間点にある鬼怒川を境に、風景が大きく変わる。
市街地をセンターリザベーション(道路の中央に軌道)などで抜け、高架軌道で鬼怒川をわたり、清陵高校前電停からサイドリザベーション(道路脇に軌道)などで地平区間を行く。
大型の乗り換え施設を併設する清原地区市民センター前電停
清陵高校前電停(対向式2面2線ホーム)の次、清原地区市民センター前電停(島式1面2線)にはトランジットセンター(乗り換え施設)を併設する。
路線図↑↑↑のとおり、宇都宮ライトレールの途中駅には、4か所のトランジットセンターを置く。
なかでも清原地区市民センター前電停のトランジットセンターは大型で、自転車・バス・タクシー・自動車(パークアンドライド)・地域内交通(バスなど)と接続する。
画像↑↑↑が清原地区市民センター前電停。この電停脇にすでにシェルター(利用者誘導路・屋根)が出現し、トランジットセンター(乗り換え施設)の用地と想われるスペースがあった。
興味深いのは、クルマとバスの流れ。イメージ図のように、クルマは1区画でループを描く導線。バス停は電停(線路)に並列でおき、一方通行で軌道を平面交差して一般道へと出ていく流れを描いている。
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