金沢から先、小松、加賀温泉、芦原温泉、福井と線路を伸ばしてきた北陸新幹線。

その北陸新幹線 延伸区間 金沢~敦賀のなかで、唯一の新幹線単独駅、越前たけふ駅の駅舎がいよいよ8月にベールを脱ぐ。

越前たけふ駅 新築工事は、2020年から屋根・外壁工事などをすすめ、8月には外部足場が解体され、駅の外観が姿を現す。

同駅は8月20日までの完了に向けて、駅名標の設置と一部を除く駅舎中央部の外部足場解体をすすめていく。

駅ホーム構造は、相対式2面4線。ホーム延長は312m、駅舎の高さは約21m、駅舎の幅は約35m。

コンコース、駅務室、待合室など、旅客・駅務施設の駅本屋は、鉄骨造平家建 約2,650平米。

ホーム上に掛かっている屋根・外壁などの旅客上家は、鉄骨造平家建 約9,830平米。

電気系統の機器などを設置する信通機器室は鉄骨造平家建 約2,000平米。

越前たけふ駅のデザインコンセプトは「伝統・文化を未来につなぐシンボルとしての駅」。コウノトリが飛翔する未来への道標となる駅をめざして建築をすすめ、今後は内装工事や設備工事などもすすめていく。

施工者は、飛島・本間・関 北陸新幹線、南越(仮称)駅新築特定建設工事共同企業体。

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