山陽線 瀬野~八本松 コンテナ貨車脱線は「積み荷の偏り」が原因か JR貨物 1/4公表

2022.01.05

2021年12月28日 20時37分ごろ、山陽線 瀬野~八本松で、広島貨物ターミナル駅発 東京貨物ターミナル駅行き コンテナ貨物列車1068レが脱線。この脱線についてJR貨物は1月4日時点の原因情報を公表した。

今回のコンテナ貨物列車1068レ脱線は、急勾配と急曲線が連続する瀬野~八本松を、けん引機関車1両、コンテナ貨車23両、後押し機関車1両の計25両で走行中、非常ブレーキが動作し停車。

これを受け、運転士が確認したところ、機関車を含め前から12両目の貨車1両 コキ106-407 の進行方向前側の2軸4輪が左側に脱線しているのを発見した。

画像は国土地理院2018年上空写真。山陽線 瀬野~八本松の一区間。

コンテナに許容値を上回る偏積

JR貨物は1月4日17:00時点で、今回脱線した貨車 コキ106-407 に積載されたコンテナに、許容値を上回る偏積(積み荷の偏り)が認められたと発表した。

これを受けJR貨物は、安全確保のため、ハード対策側では輪重測定装置の設置を今後検討するなど、偏積防止対策を講じていく。

また偏積防止については、2014年6月に発生した道南いさりび鉄道線(旧江差線)での脱線事故を受けて対策を講じているなか、運輸安全委員会から今後の見解を待ち、利用運送事業者の協力のもと偏積がないことを確認・徹底するという。

今回の脱線事故後、JR西日本が現場付近の線路に脱線防止ガードを増設し、現場付近を通過する貨物列車を時速45km以下の徐行運転で走らせることで12月31日に運転を再開した。


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