【2026年】第122回有田陶器市を完全攻略! 臨時特急「みどり89号」新設で朝イチでも参戦しやすく! アクセス情報とおすすめルートを解説

2026年4月29日(水・祝)から5月5日(火・祝)まで、佐賀県有田町で国内最大級のイベント「第122回 有田陶器市」を開催します。2026年は博多駅発の臨時特急「みどり89号」の新設により、朝一番の掘り出し物を狙うファンも公共交通機関で移動しやすくなっています。本記事では、期間中の臨時列車情報からおすすめの歩き方、限定の朝粥情報まで、2026年版の攻略法を解説。初めての人もリピーターも、この記事を読んで自分だけの一皿を賢く手に入れましょう。
「有田陶器市」とは?

2026年で122回目を迎える「有田陶器市」は、佐賀県有田町一円で開催される国内最大規模の陶器市です。明治時代にお遍路さん向けの品評会として始まった歴史を持ち、現在では約400店舗が軒を連ねる巨大マーケットへと進化しました。
【第122回 有田陶器市】
日程:2026年4月29日(水祝)~5月5日(火祝)
時間:9:00~17:00(店舗により前後あり)
場所:佐賀県有田町内一円(有田駅~上有田駅、アリタセラ、黒牟田地区ほか)
有田陶器市の魅力は、普段は手が届きにくい高級品から、日常使いに嬉しいアウトレット品までが驚きの価格で揃う点にあります。会場は非常に広範囲にわたるため、事前のプランニングが成功の鍵を握ります。
「有田陶器市」の最寄り駅は有田駅!

「有田陶器市」の最寄り駅はJR有田駅です。長崎空港から公共交通機関で行く場合は、バスで約15分、大村駅へ行き、大村駅からシーサイドライナーに乗って50分前後で早岐駅へ、JR佐世保線に乗り換えて約15分で有田駅に到着するルートが一般的です。
福岡空港から行く場合は、福岡市営空港線で博多駅まで約5分、博多駅からJR特急に乗車し、約90分で有田駅へ。佐賀空港から行く場合は、バスもしくは佐賀空港線で佐賀駅まで約35分、佐賀駅からJR特急に乗って約40分で有田駅に行くことができます。
期間中は臨時列車を多数運転!
「有田陶器市」期間中、JR九州は合計138本の臨時列車を運転。博多発の早朝便を中心に輸送力を強化しています。
4/29~5/5の「特急みどり号」臨時列車運転・上有田臨時停車
有田陶器市の開催期間に合わせて、4月29日~5月5日の「特急みどり号」は臨時列車を運転するとともに、一部特急列車が上有田駅に臨時停車します。
臨時特急「みどり89号」新設
2026年の大きな変更点は、博多駅を7時38分に発車する臨時特急「みどり89号」を新たに設定したこと。始発特急のわずか10分後を追いかけるダイヤとなっており、朝一番の掘り出し物を狙うファンの利便性が格段に向上しました。
上有田駅への臨時停車
期間中は、特急「みどり」「ハウステンボス」の多くが、普段は普通列車のみが停車する「上有田駅」に臨時停車します。上有田駅で下車し、有田駅に向かってなだらかな下り坂を歩きながら買い物をするのが「黄金ルート」です。
「特急みどり号」行き

「特急みどり号」帰り

4/29~5/5の「快速・普通列車」臨時列車運転
有田陶器市の開催期間に合わせて、4月29日~5月5日の「快速・普通列車」も臨時列車を運転します。
「快速・普通列車」往路

「快速・普通列車」復路

【鉄道利用の注意点】
上有田駅~有田駅の区間内では、ICカード乗車券が使用できません。あらかじめ切符を購入しておくか、ICカードの場合はエリア外(博多・佐賀方面など)からの精算が必要になるため、余裕を持った行動を心がけましょう。
3名以上で行くならボックスシートの指定がおすすめ
また、特急「みどり」の一部車両(91・93・95・90・94・96号)に設置されているボックスシートは、戦利品を抱えて帰るグループ客にとって最高の移動空間となります。3名以上であれば指定席として予約可能なため、家族や友人と「どの器が一番だったか」を語り合いながら帰路につく時間は、このイベントならではの醍醐味です。
目的別!おすすめのまわり方とエリアガイド
有田陶器市は大きく分けて「有田駅~上有田駅エリア」「アリタセラ」「黒牟田地区」の各エリアで開催。それぞれに特徴が異なります。自分の目的に合った場所から優先的に訪問しましょう。
エリア間の移動はシャトルバスで

「有田陶器市」の開催地は広範囲にわたります。そのため、有田陶器市の期間中はシャトルバスを運行。リストバンド型で1日500円・小学生以下無料です。各公営駐車場から有田駅前通り、もしくはアリタセラまでの移動に利用しましょう。
1.お祭り気分を楽しむなら「やきもの散歩道」へ

有田駅からスタートするメインストリート「やきもの散歩道」。上有田駅までの約3キロにおよぶ歩行者天国です。400店を超える露店にふらりと立ち寄りながら、掘り出し物やお気に入りの1点を探すことができます。上有田駅~有田駅にかけて下り坂になっているため、歩く際は上有田駅スタートにすると負担が少ないでしょう。
2.効率重視なら「アリタセラ」

「アリタセラ」は約22の専門店が並ぶショッピングモールです。有田駅から約2キロの場所にありますが、800台分の大駐車場を完備しており、車でのアクセスにも便利です。

アーケード街を見て回れば、限られた時間にさまざまな有田焼を効率よくチェックできます。たくさんの商品を比較したい人におすすめです。

有田陶器市期間中、アリタセラ中央大通りでは「あおぞらグルメストリート」を開催します。飲み物や軽食、地元の農産物、佐賀の銘菓などが集まり、日替わりのキッチンカーも登場します。今回も県内外からさまざまなお店が集まっています。テーブルやベンチも設置されるため、その場で食事や休憩ができます。
3.専門性を追求するなら「黒牟田・応法地区」へ
よりこだわるのであれば、江戸時代からやきもの作りをしている窯元が集まる「黒牟田・応法地区」まで足を伸ばしましょう。山々に囲まれたなかで煙突が立ち並ぶやきものの里らしい景観を楽しむとともに、約30軒の窯元をめぐることができます。
名物グルメ「陶彩弁当」も!
同エリアの窯元グループ「九窯会」の各窯元で焼いた器に、有田の料亭の料理を盛り付けた「陶彩弁当」税込み3,000円が名物。各窯元の作業場に隣接する座敷で弁当を味わい、器は持ち帰ることができます。事前予約制のため、梶貞窯(0955-42-3532)、瑞峯窯(0955-43-2241)、伯父山(0955-43-3141)いずれかの窯元に問い合わせを。
日程による「狙い目」の違い
4月29日(初日)

良品や限定品が最も揃う日。目当てのものがある人は初日がおすすめです。また、毎年札ノ辻交差点前の旧佐賀銀行有田支店跡地で6:00から販売している「陶器市朝粥」が食べられるのも初日の醍醐味。有田館前で5:30から整理券を配布するため、なかには4:00近くから並ぶファンも。毎日限定300杯、1杯700円で提供され、朝粥のおいしさはもちろん、干支入り碗を持ち帰ることができることもポイントです。
4月30日~5月2日(平日)
週末の混雑を避け、じっくり品定めをしたい方に最適です。午前中に買い物を済ませるのがスマートな回り方です。
5月5日(最終日)
「売り尽くし」の値下げが期待できる日です。品数は減りますが、驚きの価格で交渉できるチャンスが増えるかもしれません。
100年以上の歴史を誇る有田の町が、一年で最も熱く、華やかに染まる一週間。憧れの作家の一皿や、日常を彩る掘り出し物との出合いを楽しみに。2026年のゴールデンウィークは、あなただけの「一生モノ」を探しに有田へ出かけてみませんか。
(写真:有田焼卸団地協同組合、時刻表:JR九州)
鉄道チャンネル編集部
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