渋谷スクランブルスクエア、東急電鉄、JR東日本、東京メトロは4月10日、渋谷スクランブルスクエア第Ⅰ期(東棟)の開業を2019年11月に決定したことを発表しました。

渋谷スクランブルスクエアは東急の渋谷駅周辺における大規模な再開発プロジェクトの目玉の一つであり、渋谷エリアで最も高い約230m・地上47階建ての大規模複合施設となります。(西棟・中央棟は2027年度開業予定)

展望施設「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」や産業交流施設「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)」、発信力の高い商業施設を有し、オフィスフロアは総賃貸面積約73,000㎡、基準階面積最大約2,900㎡(約870坪)と渋谷最大級の広さを誇ります。渋谷は今なおIT関係のオフィス需要が高く、かつてこの街で育ったIT企業が本格的に居を構えるのに最適かもしれません。

ADVERTISEMENT

本施設の開業に伴い、歩行者動線「アーバン・コア」の整備も進む模様。すり鉢地形である渋谷では縦移動が出来ると大変便利。エレベーターやエスカレーターにより、地下やデッキから地上に人々を誘導することで、街の回遊性や歩行者の利便性を高めます。この裏には表参道―原宿エリアや代官山―恵比寿エリアへの移動を生み、周辺地域を活性化するという目論見もあるのでしょう。