空飛ぶクルマが三浦半島を行く

ヘリコプターの前で記念撮影する京急、AirX、サムライインキュベートの3社関係者。サムライインキュベートは投資ファンドとして、AirXを支援します(画像:京浜急行電鉄)

ラストは本サイトでも紹介済みですが、鉄道事業者による空の交通への進出。京浜急行電鉄と航空スタートアップ企業のAirX(エアーエックス)は2021年10月に資本提携。東京や横浜と、神奈川県三浦半島を結ぶヘリコプター路線開設などを共同で進めます。

具体的には、三浦半島地区に常設ヘリポートを整備して共同運営し、他エリア(東京、横浜、船橋などを想定)との新規路線を開設。併せて、三浦半島地区上空を巡る遊覧飛行商品、地区内施設へのヘリ送迎付き宿泊プラン開発などを構想します。「空飛ぶクルマ」の商用化も検討します。

空を行く列車というと、昭和世代の私は「銀河鉄道999」を思い浮かべますが、21世紀の空飛ぶクルマは地域振興の期待を担ってフライトすることになりそうです。

ADVERTISEMENT

記事:上里夏生