東武「竹ノ塚駅」新駅舎を見る まもなく上下緩行線高架化 19日夜には運休発生・撮影禁止も
新設されたトイレが綺麗、バリアフリー設備も充実

コンコース階は広々としており、ホーム階同様に西側の一部の壁面にはガラスを採用しています。ホーム階へと続く階段は3カ所設置されており、中央付近にはエレベーターも。急病人などを運ぶストレッチャー(担架)も運べる20人乗りの大型です。


注目したいのはトイレ。男性用・女性用・バリアフリートイレのみならず、おむつ替えスペースなども備えました。待合部分には足立区と提携している鹿沼市産の木材を使用したベンチも設置しており、こんなところでも「自然的」な要素がと驚きます。



過剰な装飾も抑えられ、「明るく、シンプル、自然的」というコンセプトを反映した、綺麗ですっきりとした使いやすい駅舎のように感じます。上下緩行線高架化後は、引き上げ線の高架化や仮線などの撤去などを行い、2023(令和5)年度に連続立体交差事業が完了する見込みです。
記事:一橋正浩