非接触の低周波振動で薄毛を治療する時代へ―――。

ヘアメディカルグループ、日本医科大学形成外科、アンファーは、9月6日、共同で研究する薄毛治療の最新トレンドを発表。

会場では、日本医科大学形成外科学教室 小川令主任教授、日本医科大学付属病院形成外科 高田弘弥講師、日本コスメティック協会 小田芙美子認定指導員、ヘアメディカルグループ 川島眞 総院長らが登壇した。

手でマッサージから非接触超音波で毛髪再生の時代へ

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3者のうち、基礎研究を担う日本医科大学の小川令主任教授は、体内のあらゆる臓器、組織、細胞に物理的刺激が作用することに着目し、毛髪再生にも物理的刺激を与えることで効果が期待ができると予想。毛髪研究への応用をすすめていることを明らかにした。

また、日本医大 高田弘弥講師は、振動圧刺激が、発毛促進につながる可能性が高いと解説。ことし8月からは、生体内実験を開始し、マウスの背中に非接触集束超音波をあてて毛再生の実験を始めていると伝えた。

3者のなかで臨床を担うヘアメディカルグループの川島眞総院長は、非接触で低周波振動圧を特定の部位に照射することができる非接触集束超音波装置を、臨床むけ薄毛治療機器として2020年に導入すると発表。

2021年には、ホームケアむけ低周波振動圧刺激デバイスも発売したいと伝え、開発を担うアンファーなどと共同で、商品を開発していくことを明らかにした。

「非接触超音波で発毛、そんな時代まで待てない」という人は、日本コスメティック協会 小田芙美子認定指導員が解説していた推奨セルフ頭皮マッサージ法「川島式ヘアメディカルマッサージ」を辛抱強く続けてみて。

その方法は、男女別に動画でチェックできる。