シンガポールでRAIL FAIR(JR東日本)

JR東日本のシンガポールイベントが開かれた「JAPAN RAIL CAFE」。同社がシンガポール中心部に2016年12月開設しました(写真:JR東日本)

締めくくりは、鉄道開業150年に関連する話題2題です。

JR東日本は「鉄道の日」の2022年10月14日から3日間、シンガポールで「THE JAPAN RAIL FAIR2022」を開催。日本の鉄道創業時の車両などを、さいたま市の鉄道博物館からのライブ中継も交えて情報発信しました。

シンガポールでは、日本の技術支援で地下鉄が建設されるなど、日本の鉄道が高い関心を集めます。訪日観光の本格再開に合わせたイベントでは、鉄道とともに「青森ねぶた」など日本の祭りを発信しました。

戦後の鉄道、パネルで振り返る(交通新聞社、鉄道博物館)

鉄道博物館で開催中の「時刻表から見た戦後の鉄道」で展示される、JRグループ発足の1987年4月号の「JR時刻表」と同月1日付の交通新聞紙面(資料:鉄道博物館)

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鉄道博物館つながりでもう一題、交通新聞社は同博物館でパネル展「時刻表から見た戦後の鉄道」を開催中です。2022年7月から2023年3月までというロングランの催しで、現在は2022年12月28日までの第2期間中。

国鉄改革を挟む1980~1990年代をとらえ、日本列島が一本のレールでつながった鉄道新時代のできごとを「JR時刻表」や交通新聞の記事で振り返ります。入館料だけで観覧できます。

記事:上里夏生