車内が とてもシック 流石、水戸岡鋭治さん【私鉄に乗ろう 63】

2018.08.19

※この「私鉄に乗ろう」の写真は、筆者がプライベートな旅で撮影したものです。鉄道会社さんから許可をいただいていませんので、乗車券があれば誰でも入れる場所から、手持ちで撮影したスナップ写真です。ポケットに入るコンパクト・デジタルカメラ(SONY DSC-WX500)で撮影しています。2018年3月15日(木)撮影。

【私鉄に乗ろう 63】くま川鉄道湯前線 その1

旧国鉄特定地方交通線の湯前線を第三セクターに転換しています

1924年(大正13年)旧国鉄湯前線として開通。1987年(昭和62年)第3次特定地方交通線として廃止が承認されます。1989年(平成元年)第三セクターくま川鉄道に転換されました。

かつては旧国鉄妻線の終点杉安駅と湯前駅の間を結ぶ計画もありましたが、妻線が1980年(昭和55年)の国鉄再建法施行で第1次特定地方交通線に指定され1984年(昭和59年)に全線が廃止されたために未成線のまま潰えてしまいました。妻線は日豊本線の佐土原駅から妻を経由して杉安駅までの19.3km。非電化単線の地方交通線でした。

営業キロは24.8km 14駅 全線単線 非電化 鉄道施設の多くが国の登録有形文化財

くま川鉄道で交換可能な駅はあさぎり駅のみです。車両はKT500形、水戸岡鋭治氏のデザインで”田園シンフォニー”501(冬)502(秋)503(春)504(夏)505(白秋)の5両が2013年以降導入されています。セミクロスシート、トイレ付。

これは、2014年12月27日に人吉で撮影した写真です。今回2018年に乗った田園シンフォニー502(秋)と、1989年のくま川鉄道開業時に導入され観光列車「KUMA1」に改造されたKT200形203と、同じく開業時に導入され観光列車「KUMA2」に改造されたKT100形103。「KUMA1」「KUMA2」は2016年に営業運転を終了しています。

※2014年12月27日撮影

くま川鉄道「人吉温泉」駅

JR肥薩線の人吉駅正面です。くま川鉄道のホームへはJRのホームを経由します。

トップ画像のKT500形502(秋)がホームで待っていました。駅名標に車両が写り込んでいます。くま川鉄道は「人吉温泉駅」です。

KT500形502の車内です。実にシック。流石、水戸岡鋭治さん。

前面展望のチェック。なかなか良い感じです。

あらためてホームに降りて北側を見ます。国の指定史跡”大村横穴群”(東群)があります。西群は旧人吉機関区の北側にあります。

せっかくなので、この日に撮った旧人吉機関区、国内で唯一現役の石造車庫です。どこかしらロマネスク様式の教会という印象ですね。

もう1枚、人吉鉄道ミュージアムMOZOCAステーションから撮った人吉駅。手前右の線路は人吉鉄道ミュージアムと人吉駅を結ぶ子供用鉄道。くま川鉄道の名前の描かれた車庫と3つ見えるホーム、一番左の島式ホームがくま川鉄道ホームです。

こちらはKT500形502からの後方展望。跨線橋で北側の”大村横穴群”側に行くことができます。駐輪場もありますね。奥に旧人吉機関区の石造車庫と右のくま川鉄道車庫。

では次回【私鉄に乗ろう 63】くま川鉄道湯前線その2 で人吉温泉駅を出発します。

(写真・記事/住田至朗)


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