「埼玉を自動運転技術の集積地に」 埼玉工業大学がレベル4対応実験車を一般公開_さいしんビジネスフェア2019

2019.06.12

映画「翔んで埼玉」で注目が集まった地元。こんどは「自動運転技術の集積地、埼玉」といわれるように―――。

さいたまスーパーアリーナできょう6月12日に開催された「さいしんビジネスフェア2019」で、そんな声が聞こえてきた。

さいしんビジネスフェア2019は、埼玉縣信用金庫が主催するビジネス展示・商談イベント。

地元・埼玉をはじめ近県から265企業・団体が出展し、AI・IoT、金属・機械・部品加工、健康・医療、環境・バイオ・農業、電気・化学、観光といった分野の技術やプロダクトが紹介された。

この出展265企業・団体なかには、埼玉県内にキャンパスをおく大学も複数参加。

埼玉大学をはじめ、埼玉県立大学、埼玉医科大学、東洋大学、芝浦工業大学、埼玉工業大学、日本工業大学、女子栄養大学、ものつくり大学などが出展。

なかでも正面玄関に自動運転実験車の実機を展示して技術をアピールしたのが、埼玉工業大学。

従来の枠を超えたパートナーシップで新たな領域へ

同大学はことし、工学部情報システム学科にAI専攻を新設し、自動運転技術開発センターを深谷市のキャンパス内に設置。「自動運転の技術開発でリードする大学をめざす」と意気込む。

出展会場で自動運転技術のトレンドを来場者に伝えていた渡部大志教授(自動運転技術開発センター長、写真左)は、商談イベントで「埼玉県内のさまざまなパートナーと手を組みながら、新しい領域へチャレンジしていきたい」と語る。

また会場にかけつけた埼玉工業大学 内山俊一 学長(工学博士、写真右)は、「工業大学としての特長を活かし、ITをつくる工学部、ITを活かす人間社会学部の、文理融合という姿勢を紹介したい」と話していた。

埼玉大学をはじめとしたそのほかの参加大学も、AIやIT、IoTなどを活用した研究事例を展開。埼玉医科大学は、リハビリ用AIロボットや病院内案内システムなどの研究開発事例を紹介した。

―――1万5000人以上の来場者を記録したさいしんビジネスフェア2019。会場ではこのほか、日本ユニシス、富士通マーケティング、Origami、日本電気、ユビレジ、沖電気工業、日本テクノなど、20社以上がAI・IoT分野に出展した。

<埼玉工業大学>
https://www.sit.ac.jp/

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