投稿者「住田至朗」のアーカイブ
読鉄全書 池内紀・松本典久 編 東京書籍【鉄の本棚 23】その2
次は関川夏央さんの「汽車は永遠に岡山に着かないー内田百閒」。 阿房列車とは、阿呆(あほう)ではなく始皇帝の壮大な無駄遣い「阿呆宮」からとった「まったく実用性のない贅沢な遊び」だということです。 『阿房列車』は、全体が百閒老人の「わがままの記 … 続きを読む
【私鉄に乗ろう 84】福島交通飯坂線 その7
トップ画像が飯坂温泉駅舎正面。 2005年(平成17年)12月に来た時の駅舎。くすんだ感じで暗かった・・・。 ※2005年(平成17年)12月撮影 駅前の様子。何と言うか2005年(平成17年)にはゴーストタウンの様な寂れ方でしたが、201 … 続きを読む
読鉄全書 池内紀・松本典久 編 東京書籍【鉄の本棚 23】その1
既に【鉄の本棚】で言及した本ですが、改めて中身を紹介します。本書は、ミステリで言えば”Armchair Detective”、現場に赴くことなく事件を解決する探偵、あるいはその様な探偵が主人公の小説の趣を鉄道旅に置き換えたモノです。 「まえ … 続きを読む
福島駅から20分少々【私鉄に乗ろう 84】福島交通飯坂線 その6
片岡鶴太郎美術庭園などというものがあるとは知りませんでした。 1.3kmで花水坂駅。 改札口と駅名標。1924年(大正13年)福島飯坂電気軌道の飯坂駅として開業。1927年(昭和2年)に花水坂ー飯坂温泉間が開業して全通するまでは終点駅でした … 続きを読む
ついつい前面展望【私鉄に乗ろう 84】福島交通飯坂線 その5
平野駅のホーム。復路で撮っています。車掌さんが写りました。 山が近づいてきます。 順光なのでついつい前面展望を撮ってしまいますが、線路は続きます。 信号があって駅が見えました。 1.2kmで医王寺前駅。島式ホームです。 手前の構内踏切が駅の … 続きを読む
真っ直ぐですね【私鉄に乗ろう 84】福島交通飯坂線 その4
この笹谷駅では列車交換します。 元東急の1000系電車です。2019年春には全車両の1000系置き換えが完了する予定です。 真っ直ぐですね。土地に馴染みがないので些か単調に感じてしまいます。 駅が見えてきました。 0.9kmで桜水駅。右手に … 続きを読む
なかなか良い眺め【私鉄に乗ろう 84】福島交通飯坂線 その3
泉駅は跨線橋に橋上駅舎があります。無人駅。 駅名標。1940年(昭和15年)開業。この駅の所在地は、福島市泉字早稲田。早稲田というのも不思議な感じです。 住宅街を進みます。 松川を渡ります。県道3号線が並走しています。 なかなか良い眺めです … 続きを読む
あの山の向こうは蔵王【私鉄に乗ろう 84】福島交通飯坂線 その2
※曽根田駅の横をJRの貨物列車が通過します 貨物列車とすれ違いながら北上します。 0.8kmで美術館図書館前駅。島式ホーム。 復路で撮った駅名標。1924年(大正13年)森合駅として開業。1942年(昭和17年)経路変更で現在地に移設。19 … 続きを読む
「シンコペーション:世界の巨匠たちと現代アート」ポーラ美術館
ポーラ美術館(神奈川県・箱根町)は、2019年8月10日(土)~12月1日(日)に、開館以来初となる、現代美術の作家たちに焦点をあてた展覧会「シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート」を開催します。この展覧会は、ポーラ美術館の絵画、彫刻 … 続きを読む
「ザ・昭和シリーズ」に昭和扇風機が登場
タカラトミーグループのタカラトミーアーツは、「ザ・昭和シリーズ」の新作として、レトロなデザインでUSBケーブル給電式のミニチュア扇風機『昭和扇風機』<希望小売価格3,480円/税抜>を2019年6月27日(木)に発売します。 <現代のコンテ … 続きを読む
1942年(昭和17年)建造の木造駅舎【私鉄に乗ろう 84】福島交通飯坂線 その1
※この「私鉄に乗ろう」の写真は、筆者がプライベートな旅で撮影したものです。鉄道会社さんから許可をいただいていませんので、乗車券があれば誰でも入れる場所から、手持ちで撮影したスナップ写真です。ポケットに入るコンパクト・デジタルカメラ(SONY … 続きを読む
眼も鼻も耳もない 心臓もなければ脳もない!
ナマコ研究40年以上の生物学者・本川達雄さんが、ナマコのふしぎな生態を解き明かす絵本『ナマコ天国』。本川氏は動物のサイズによる時間の流れ方の違いを説いた生物学入門書のベストセラー『ゾウの時間ネズミの時間』(中公新書)の著者。専門のナマコにつ … 続きを読む
ディズニーリゾートラインは鉄道事業法の公共交通機関
楽しい雰囲気だし、ステーションキャストに案内されると、ついアトラクションかと思ってしまいそうになりますが、ディズニーリゾートラインは鉄道事業法に基づくれっきとした公共交通機関です。 ディズニーリゾートラインに「ダッフィーのサニーファン・ライ … 続きを読む
大人だってだれもはじめは子供だった
サン=テグジュペリの星の王子さまに出てきた言葉だったと思います。 どんなお爺さんもお婆さんも、みんな、全員が元はこどもだったのです。でもそれをすっかり忘れた様な顔をして生きているんです。 923形ドクターイエロー、H5系北海道新幹線に続き、 … 続きを読む
25年ぶりにジェットフォイル建造!
※東海汽船セブンアイランド虹 唐突に「ジェットフォイル」って言われても、なんだか分かりますか? 子供の頃「水中翼船」と習ったタイプの船です。船体の下に付けられた翼で大きな水の抵抗にあう船体を持ち上げ、水中の翼で航行します。 東海汽船は、20 … 続きを読む
道路を走る高速鉄道車両 見学プロジェクト
※英国向け高速鉄道車両「Class800シリーズ」 山口県下松市(くだまつ市)で7月14日、鉄道車両の陸送見学イベント「道路を走る高速鉄道車両見学プロジェクト」が開催されます。「鉄道産業のまち 下松」を全国に発信するために、通常は交通量の少 … 続きを読む
18駅がほぼ同じデザイン【私鉄に乗ろう 83】アストラムライン その11
広島自動車道をくぐります。 勾配を登った先に終点の広域公園前駅。大塚駅から0.8km。 地下駅と新白島駅を除く18駅がほぼ同じデザインでした。合理的ですが些か単調であったコトは否めません。 ホームの安全扉の外側はステーション・カラーではなく … 続きを読む
今年は東松原駅の紫陽花ライトアップ中止
※井の頭線浜田山駅~高井戸駅間 井の頭線の線路脇で今年も26,000株を越える紫陽花が見頃を迎えます。京王電鉄は1990年からの降雨時の雨水の流入による斜面の崩壊を防止するとともに、季節ごとに咲きそろう草花を利用者に楽しんでもらうことを目的 … 続きを読む
小田急 親子体験イベント2019 開催
小田急グループは、2019年7月21日(日)から8月17日(土)まで、小学生と保護者を対象にした夏休み企画「小田急グループ 親子体験イベント2019」を開催します。 「小田急グループ 親子体験イベント」は、親子で小田急グループの様々な仕事の … 続きを読む
高尾山で飲み・食べ放題! 臨時座席指定列車「京王ライナー」運行
京王は、高尾登山電鉄開催の「高尾山ビアマウント」に合わせて6月15日(土)から10月14日(月・祝)までの土・日・祝日に、新宿駅発高尾山口行臨時座席指定列車「京王ライナー」を1本運行します。 これは、新宿駅発高尾山口駅行の京王ライナーとして … 続きを読む
ロマンスカー車内販売サービス接客ツールに「POCKETALKⓇ W」導入
小田急レストランシステムが運営するロマンスカー車内販売サービスでは、2019年6月1日(土)から携帯翻訳機「POCKETALKⓇ W」を接客ツールに導入します。 ロマンスカーの外国人乗客にも安心して車内販売サービスが利用できるように、4ヵ国 … 続きを読む
「京王キッズおしごと隊〜ぼくの、わたしのお仕事体験〜」参加者募集
※昨年の様子 「電車の整備のおしごとを知ろう!」 京王電鉄は、沿線での学びの機会を提案する「京王アカデミープログラム」の一環として夏休み期間中の7月22日(月)〜8月23日(金)、小学1〜6年生と保護者を対象に「京王キッズおしごと隊〜ぼくの … 続きを読む
駅舎を貫く様に【私鉄に乗ろう 83】アストラムライン その10
大原駅ホーム。ステーション・カラーはイエローグリーン。ここも柱が立ちはだかっています。 スルスルと滑らかに走ってゆきます。 大原駅から1.1kmで伴中央駅。 背後で広島自動車道が駅舎を貫く様に見えます。 ホーム。ステーション・カラーはグリー … 続きを読む
今ひとつ解りません【私鉄に乗ろう 83】アストラムライン その9
長楽寺車庫から登ってくる軌道(上り線からは下り?) 分岐の仕組みが今ひとつ解りません。 孤を描いて次の駅です。 長楽寺駅から1.2kmで伴(とも)駅。 ホーム。ステーション・カラーはイエロー。副駅名は広陵学園前。 アストラムラインらしく勾配 … 続きを読む