投稿者「住田至朗」のアーカイブ
どうりで新しい【私鉄に乗ろう87】番外・花輪線 その2(6)
一瞬、ぼ〜っとしたら眼の前に駅がありました。 平館駅から1.3kmと近いというコトもありますが、北森駅です。ホームも跨線橋も新しそーに見えます。 駅名標。1961年(昭和36年)に旧国鉄花輪線の駅として開業しています。2015年(平成27年 … 続きを読む
レンタカーで駅に 只見線/01【50代から始めた鉄道趣味】その28
※この【50代から始めた鉄道趣味】の写真は、筆者がプライベートな鉄道旅などで撮影したものです。鉄道会社さんから許可をいただいていませんので、乗車券などがあれば誰でも利用できる場所から、手持ちで撮影したスナップ写真です。ポケットに入るコンパク … 続きを読む
長閑です【私鉄に乗ろう87】番外・花輪線 その1(5)
駅名標。よく参照する2014年国勢調査データを毎駅見ていくことにします。東大更は、駅を中心にする半径500mの円内に39世帯124人が住んでいます。 長閑です。弱いですが、陽も照っています。 大きな駅です。 4.1kmで大更駅。相対式ホーム … 続きを読む
読鉄全書 池内紀・松本典久 編 東京書籍【鉄の本棚 23】その33
玉村豊男「安全柵の内側で」(2017年) いよいよ最後の文章です。掉尾を飾るのは玉村豊男さん。初期の『料理の四面体』を読んだのはずいぶん昔のことです。ワインに興味が無いのでその方面の著作は読みませんが、軽井沢移住を含め何冊かの著作は読ませて … 続きを読む
読鉄全書 池内紀・松本典久 編 東京書籍【鉄の本棚 23】その32
伊集院静「夏の終わる駅」(2002年) ふだんからテレビ・ラジオは天気予報とニュースしか見ないのと本を読まないために伊集院静さんと伊集院光さんの区別が初めて分かりました。故夏目雅子さんのダンナさんだった方ですね。 高校生の頃、澁澤龍彦さんの … 続きを読む
今は全てEH500が牽引【私鉄に乗ろう87】IGRいわて銀河鉄道 その4
渋民駅から4.7kmで好摩駅。JR貨物の貨物列車とすれ違いました。2010年(平成22年)まではED75型電気機関車の重連が見られました。今は全てEH500が牽引しています。貨物列車が好きなのでトップ画像にも使っています。 好摩駅は単式ホー … 続きを読む
読鉄全書 池内紀・松本典久 編 東京書籍【鉄の本棚 23】その31
藤原新也「菜の花電車」(2003年) 藤原新也さんと言えば『印度放浪』(1972年)ですが、ご自身が門司港出身なので平成筑豊鉄道のことを書いています。というか高校の同級生の話。作文で不思議な短編小説を書いたN君と親しくなった藤原さんが、23 … 続きを読む
寄ってみたいっす【私鉄に乗ろう87】IGRいわて銀河鉄道 その3
滝沢駅の歴史は古く、1906年(明治39年)日本鉄道の駅として開業。同じ年に国有化されています。 駅名標。岩手県立大学、盛岡大学があって通学の学生で賑わいます。平均乗車人員も3,132人/日(2017年)。 2015年(平成27年)駅構内に … 続きを読む
読鉄全書 池内紀・松本典久 編 東京書籍【鉄の本棚 23】その30
幸田文「雨」(1956年) 幸田露伴のご息女、幸田文(1904-1990)さんです。 全く個人的な事情ですが、私は若い頃に幸田文さんの著作を何冊か読んで、独特の和風にねちっこい文章が体質的にダメなことが分かりました。上品な出汁で煮込みすぎた … 続きを読む
単線の様な【私鉄に乗ろう87】IGRいわて銀河鉄道 その2
東北新幹線に沿って進みます。というか東北新幹線の方が後に作られているのですが。 2.4kmで厨川駅。 駅名標。1918年(大正7年)旧国鉄東北本線の駅として開業。盛岡大学付属高校と盛岡中央高校があって通学の生徒が多いのでしょうか。平均乗降人 … 続きを読む
読鉄全書 池内紀・松本典久 編 東京書籍【鉄の本棚 23】その29
1919年の冬の夕刻に横須賀駅で客車に乗って芥川龍之介さんは自宅の鎌倉に帰るところです。 発車のベルが鳴ると十三〜四歳の少女が芥川の乗る二等車に駆け込んできました。 私はこの小娘の下品な顔だちを好まなかった。それから彼女の服装が不潔なのもや … 続きを読む
急いでる時はやっぱホームでしょ【EKISOBA94】
札幌駅で、時間があって営業時間内ならば必ず構内の「蕎麦紀行」に行きますが、時間が無くて午前10時以前ならホームの駅そばです。駅弁屋さんもやっています。 ふつーに天ぷらそば(480円)。関西人なら後ずさりしそうに黒い汁ですが、醤油辛くはありま … 続きを読む
雪景色を続けます【私鉄に乗ろう87】IGRいわて銀河鉄道 その1
※この「私鉄に乗ろう」の写真は、筆者がプライベートな旅で撮影したものです。鉄道会社さんから許可をいただいていませんので、乗車券があれば誰でも入れる場所から、手持ちで撮影したスナップ写真です。ポケットに入るコンパクト・デジタルカメラ(SONY … 続きを読む
読鉄全書 池内紀・松本典久 編 東京書籍【鉄の本棚 23】その28
沢野ひとし「夜のしじまの中で聞いた夏の汽笛ー白山郷まで」(2017年) 沢野ひとしさん・・・。椎名誠さんたち「本の雑誌」一派を私は残念ながらほとんど読んでいません。ちょうど「エピステーメー」とか「遊」「NAVI」などの面白い雑誌が出ていた時 … 続きを読む
列車は走っていませんが駅そばは営業中【EKISOBA93】
日高本線は、2015年(平成27年)1月の高波被害で列車の運行が休止されています。それから4年以上経つ2019年6月に静内駅に行って吃驚。「そば」のノボリが風にたなびいていたのです。 何と、列車は休止中(代行バス運行)ですが、駅そばは健在。 … 続きを読む
電池が完全に切れました【私鉄に乗ろう86】秋田内陸縦貫鉄道again その19
2017年1月撮影 JR角館駅の西側、頭端の単式ホームが秋田内陸線の角館駅。田沢湖線が標準軌に改軌以前は、旧国鉄角館線でしたから当然接続されていました。 車庫があります。 到着しました。 駅名標。平均乗車人員は128人/日(2016年)です … 続きを読む
読鉄全書 池内紀・松本典久 編 東京書籍【鉄の本棚 23】その27
第1部「喜望峰からヴィクトリアの滝へ セシル・ローズの足跡を追って鉄道で旅する」(2017年)で登場した土屋守さんが二度目の登場。 「油断もスキもない列車」(1994年)です。 英国の鉄道について、ということは土屋さんが英国に住んでいた19 … 続きを読む
駅タピオカ【EKISOBA92】
タピオカというモノが流行ったのは1990年代初頭だった記憶があります。って、もう30年近く昔のハナシ。当時のタピオカは白くて小さかったよね。それが昨今、黒くて甘い大きめのタピオカが入ったミルクティーが台湾から入ってきて吃驚する様なブームにな … 続きを読む
ハッキリ言って体調の限界【私鉄に乗ろう86】秋田内陸縦貫鉄道again その18
※2017年1月撮影 雪目になりそうな眩しい世界を真っ直ぐに、コトコトと進みます。 八津駅から4.0km、西明寺駅。 駅名標。平均乗車人員は少し増えて、9人/日(2016年)旧角館線の駅では最も周辺に民家が多い様です。と言っても圧倒的に農地 … 続きを読む
読鉄全書 池内紀・松本典久 編 東京書籍【鉄の本棚 23】その26
沢木耕太郎「娼婦たちと野郎ども」(1986年) 沢木耕太郎さん、初期の『若き実力者たち』と『敗れざる者たち』を文庫で読んで、以降の作品は『キャパの十字架』以外読んでいません。そーいうワケで久しぶりの沢木さんです。そうそう『目撃者ー近藤紘一全 … 続きを読む
【私鉄に乗ろう86】秋田内陸縦貫鉄道again その17
※2017年1月撮影 桧木内川は羽後太田駅まで蛇行しながら秋田内陸線と並走して流れています。 八津駅まで山間部を通ります。明るくなっているのは桧木内川が流れています。 桧木内川を渡る橋梁の部分だけが明るいのです。 同じ感じ。 桧木内川を渡っ … 続きを読む
読鉄全書 池内紀・松本典久 編 東京書籍【鉄の本棚 23】その25
片岡義男「映画に描かれた東京と電車ーー『珈琲時光』」(2017年) ここ十年ほど、全く書店を覗いていません。鉄道写真を撮りに旅行に出る以外、ほとんど外出しないこと、外出しても買物などをする自宅近隣に書店がないこと、ほとんど必要な書籍はAma … 続きを読む
モノクロ時代と違って【私鉄に乗ろう86】秋田内陸縦貫鉄道again その16
※2017年1月撮影 また桧木内川を渡ります。次の松葉駅までは3回(支流をいれて4回)渡ります。モノクロ時代と違って橋梁の上のレールも雪を被っていません。 松葉駅までは1989年(平成元年)に開業した新しい区間なので、上下の凸凹もないスムー … 続きを読む